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旧萩城下町を歩く

築400年の風格 菊屋家住宅

城下町で一番の見どころ

 萩博物館のすぐ東側には、萩城の外堀がある。「ここまでがお城で、ここから先が武士と町人が混在して住んだ旧萩城下町です」と須山さん。博物館からまっすぐ東へ延びる道が城下のメインストリートで、御成道(おなりみち)と呼ばれている。「この御成道に面したところは、全て町家(ちょうか)なんです。地図を見れば、菊屋横町、伊勢屋横町、江戸屋横町となっておりますが、これはその角角にあった大きな御店(おたな)の名前なんです」。なかでも最もお城に近い大きな町家が、菊屋家住宅だ。「萩で一番古くて大きな町家です。菊屋家から続く菊屋横町は、なまこ壁と漆喰の大壁が155メートル続いており、城下町をご案内する時にはここを一番メインの見どころとしてお客さんにしっかり見てもらっています」。萩を代表する風景・菊屋横町は、「日本の道百選」にも選ばれている。

菊屋家住宅(写真左)と菊屋横町。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような風景が残る。

町家ながらも、藩の御用屋敷

菊屋家住宅の書院。幕府の役人を迎える際には、藩の迎賓館的な役割を果たしたという。

菊屋家住宅

 「菊屋さんは元々は大内家に仕えた武士で、戦国時代に毛利元就が大内家を滅ぼした時に町人になったそうです。毛利家が萩に入るにあたって、菊屋さんも一緒に山口から萩に移ってきまして、このあたり一帯を町造りしました。そういった手柄で、萩藩の御用達ということになった訳です」。現在公開されている建物も、江戸時代初期に建てられた貴重な文化財。内部を見学すると、隅々まで手入れが行き届いており、築400〜350年とは思えないほどに美しい。「実はこの屋敷、幕府の巡検使を迎える時などは、たびたび藩の御用宅ということで借り上げられていたんです。菊屋さんは現在のご当主で13代目ですが、先祖代々“この家は私有物であるけれど、本当はそうじゃない。御用屋敷である”ということを肝に銘じて、大切にしてきたそうです。ですから木造で400年ももっているんですね」。主屋や書院、蔵などが見学できる。
 菊屋横町をほんの少し歩けば幕末の志士・高杉晋作の誕生地があり、江戸屋横町には木戸孝允旧宅が残る。町割や道筋は彼らの生きた時代のまま。今も幕末の地図で歩ける町だということを、実感した。

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