第21条(チケットレスサービス)

チケットレスサービスとは、インターネットにより決済のうえ、当社システムからインターネットを介して提示する予約情報について、当社が指定した画面をスマートフォン等のモバイル端末(以下「スマートフォン等」といいます)へ表示し、または印刷物として所持することでその内容が確認できるもの(以下「チケットレス情報」といいます)として保持することにより、駅の「みどりの窓口」等できっぷを受け取ることなく、当該指定席に乗車できるサービスです。なお、チケットレスサービスにより購入・変更した申込結果を知らせる電子メールは、チケットレス情報ではありません。
2 チケットレスサービスの対象となる商品は、第4条第1項第10号のうち別途定める乗車券類とします。
3 チケットレスサービスは、予約されたサービス利用者本人に限り利用できるサービスです。ただしサービス利用者本人およびサービス利用者本人と同一行程(同一日、同一区間、同一列車、同一設備、同一号車)で旅行する同行者が利用する限り、複数人数分を予約することができます。
4 チケットレスサービスによる購入の申込受付期間は、ご希望の列車(この条に限り自由席は除きます)の検索した行程の一番初めの列車の発車時刻2分前までとなります。
5 予約等操作における申込みは操作完了をもって申込みとし、操作途中は申込みではありません。
6 チケットレスサービスを利用する際は、旅行終了時までチケットレス情報および決済に利用したクレジットカード(チケットレスサービスの対象となる商品を第9条に定める「クレジット決済」により決済した場合に限ります)を携行するものとします。
7 列車内において、当社、JR四国、JR東海の係員または各連絡運輸会社の係員(以下「当社等係員」といいます)は、いつでもチケットレス情報および決済に利用したクレジットカードの呈示を請求することができるものとし、当社等係員が呈示を求めた際、サービス利用者は速やかにこれに応じるものとします。
8 当社等係員が呈示を求めた際、当該チケットレス情報の確認ができない場合は、サービス利用者自身によるインターネット端末でのシステム内の予約情報の呈示を求める場合があります。この際の通信費等はサービス利用者が負担するものとします。予約情報を確認できない場合は、当該チケットレス情報を無効とし、所定の料金を収受する場合があります。不正使用と認められる場合は、第14項および旅客規則の定めにより取扱います。
9 サービス利用者は予約等操作により申し込んだチケットレスサービスの当該指定列車の指定席に限り利用できることとします。当該指定列車の指定席以外は、当該指定列車およびその他の列車の自由席を含め、料金を必要とする列車・座席には一切乗車することはできません。
10 予約情報については、当社システム内に記録される最新のデータが唯一正当なものであり、効力を有するものとします。サービス利用者が呈示するチケットレス情報がその予約情報と一致しない場合、またはサービス利用者が一致することを証明できない場合には、当社、JR四国、JR東海または各連絡運輸会社は別途、旅客規則に定める料金を現金で収受します。不正使用と認められる場合は、第14項および旅客規則の定めにより取扱います。
11 スマートフォン等の故障、または印刷物の紛失等により、チケットレス情報を呈示できない場合等は、第12条および第13条により乗車券類として受取ったうえで乗車することができます。
12 第12条および第13条により乗車券類として受取りを行った場合、サービス利用者が印刷物として保持するチケットレス情報はサービス利用者の責任により廃棄または消去するものとします。
13 変更、払いもどし等その他の条件は、第14条、第15条、および特別企画乗車券により加えて制限のある場合はそれに従うものとし、効力を失ったチケットレス情報は、サービス利用者の責任により廃棄または消去するものとします。
14 サービス利用者がチケットレス情報を複製、改ざんするなど不正に使用した場合、または第12項および第13項に定める廃棄もしくは消去すべきチケットレス情報を不正に使用した場合には、当社、JR四国および各連絡運輸会社は、本運送契約に基づく旅客運送請求権を無効とし、乗車区間および利用設備に対する料金とその2倍に相当する増料金を収受します。また、事前に通知することなく、直ちに当該サービス利用者の本サービスの利用を中断または将来に向かって取消すことができるものとします。
(注)第6号に定めるクレジットカードの携行、ならびに第7号に定めるクレジットカードの呈示は、「クレジット決済」により支払いを行った場合に限ります。


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