備前福岡・岡山 軍師・黒田官兵衛の足跡を訪ねて 1日目

モデルコース 1日目

岡山市と備前焼で知られる備前市に挟まれた瀬戸内市の長船町備前。中世には備前福岡と呼ばれる山陽随一の商都で、人や物、情報が行き交う要衝として栄えた。国宝『一遍上人絵伝』に「福岡の市」として登場し、その絵図から当時の繁栄ぶりがうかがえる。黒田官兵衛(孝高)の曾祖父・黒田高政が住んだ土地で、黒田官兵衛、長政親子が筑前に移った際、「福岡」と地名を改めたのはここ備前福岡が由来しているといわれている。刀剣の聖地ともいわれ、備前焼の里・伊部にも近く、「夢街道ルネサンス」に「備前福岡七小路往来」の町並みとして認定されたこの地を、黒田家の祖に思いをはせながら散策してみたい。
翌日は、藩主のくつろぎの場として造営された岡山後楽園、豊臣秀吉の指導のもとで築城され、江戸の幕藩体制下では岡山藩の城府であった岡山城、官兵衛の奇策で知られる水攻めの地、備前高松城の跡や日本三大稲荷の1つに数えられる最上稲荷など、時代を飛び越えたトリップを楽しもう。

1.妙興寺 みょうこうじ 黒田官兵衛の曾祖父・高政が眠る寺

.妙興寺

応永10年(1403)に播磨国主・赤松則興の追善供養のために大教阿闍梨日伝によって開かれた寺。戦国時代には寺域は約2万m2にもおよび、1院と10の坊を備える大寺院だった。境内には官兵衛の曾祖父・高政の墓と祖父・重隆の供養塔のほか、戦国大名である宇喜多直家の父であり、岡山城を築いた宇喜多秀家の祖父・宇喜多興家の墓もある。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-26-2024
[ 住 所 ]: 岡山県瀬戸内市長船町福岡684
[ 料 金 ][ 時 間 ][ 休 み ]:境内自由

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仲ア邸 なかざきてい 古民家を再生して地域の活性化のシンボル

仲ア邸

明治時代後期から大正時代初期にかけて建てられた築約100年の大地主の邸宅。木造2階建ての家屋は、最高級の木材を使用し、ガラスを多用する。洋間を設けるなど当時もてはやされた西洋建築の工法も取り入れ、格調高い風格を備えている。邸内には、備前福岡と黒田官兵衛の関わりなど、郷土の歴史資料や美術品が展示されている。近年地域住民が中心となって再生が行われ、地域活性化の拠点として一般に公開されている。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
0869-22-3953(瀬戸内市観光課)
[ 住 所 ]: 岡山県瀬戸内市長船町福岡688
[ 料 金 ]: 200円(高校生以下無料)
[ 時 間 ]: 10〜15時
[ 休 み ]: 月〜金曜、年末年始

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福岡一文字造剣之地碑 ふくおかいちもんじぞうけんのちひ 全国的に名が知られる名刀が生み出された土地

福岡一文字造剣之地碑

妙興寺近くに立つ自然石の碑。備前福岡と長船を含めた一帯は、平安時代から刀剣の生産で全国的に有名。鎌倉時代に福岡一文字派や長船派と呼ばれる刀工集団がいたことでも知られ、多くの名工を輩出している。福岡一文字派の祖、則宗は後鳥羽上皇の御番鍛冶にもなった名工。現存する福岡一文字の刀はほとんどが国宝や国重要文化財に指定されている。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
0869-22-3953(瀬戸内市観光課)
[ 住 所 ]: 岡山県瀬戸内市長船町福岡
[ 料 金 ][ 時 間 ][ 休 み ]:見学自由

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備前福岡郷土館 びぜんふくおかきょうどかん 備前福岡に関する多彩な展示

備前福岡郷土館

大正3年(1914)に建てられた旧平井医院の建物を利用して、備前福岡史跡保存会が運営している郷土館。中世山陽道随一の商都として繁栄を誇った備前福岡の歴史関係資料を中心に、昔の写真や生活用具、平井家所蔵の古い医療関連の道具や書籍などを展示。国宝『一遍上人絵伝』に描かれた「福岡の市」の3場面を観賞できるデジタルミュージアムは必見。 また、館内には地域のモノづくりの拠点 FabLab Setouchi βを併設している。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
0869-22-3953(瀬戸内市観光課)
[ 住 所 ]: 岡山県瀬戸内市長船町福岡758
[ 料 金 ]: 無料
[ 時 間 ]: 10〜12時、13〜15時
[ 休 み ]: 月〜水・金曜、第1・3日曜、祝日、お盆、年末年始

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福岡の市跡碑(一遍上人巡錫の地碑) ふくおかのいちあとひ(いっぺんしょうにんじゅんしゃくのちひ) 一遍上人が説法をした福岡の市

福岡の市跡碑(一遍上人巡錫の地碑)

福岡の市は鎌倉時代に福岡庄で開かれていた定期市の1つであったと推定されている。鎌倉時代中期、布教のために全国を行脚していた一遍上人が弘安元年(1278)に福岡を訪れた。その様子は『一遍上人絵伝』の中に「福岡の市」として描かれ、当時の風俗や人々の暮らしぶり、市の様子を垣間見ることができる。現在は市跡と上人が説法を行った足跡を示す石碑が立ち、毎月第4日曜には現代版・備前福岡の市が開かれている。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-34-9500(瀬戸内市観光協会)
0869-22-3953(瀬戸内市観光課)
[ 住 所 ]: 岡山県瀬戸内市長船町福岡
[ 料 金 ][ 時 間 ][ 休 み ]:見学自由

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備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館 びぜんおさふねとうけんのさと びぜんおさふねとうけんはくぶつかん  全国的にも珍しい日本刀の博物館

備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館

鎌倉時代より日本刀の産地として栄えた長船。備前おさふね刀剣の里は、博物館や刀剣工房、鍛刀場、今泉俊光刀匠記念館からなる複合施設。メイン施設の備前長船刀剣博物館は全国的にも珍しい日本刀の常設展示を行う博物館。備前刀を中心とした特別展なども開催。備前長船鍛刀場では刀匠が、備前長船刀剣工房では、塗師、刀身彫刻師らが実際に作業をしており、その様子を見学できる。毎月第2日曜(11時〜、14時〜、各約1時間)には備前長船鍛刀場で玉鋼を打ち延ばす古式鍛錬も公開。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-66-7767
[ 住 所 ]: 岡山県瀬戸内市長船町長船966
[ 料 金 ]: 500円(特別展は別料金)
[ 時 間 ]: 9〜17時(入館は16時30分まで)
[ 休 み ]: 月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、12月28日〜1月4日、展示替時は臨時休館

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備前市立備前焼ミュージアム びぜんしりつびぜんやきみゅーじあむ 約1000年の歴史をもつ備前焼のことならまずここで

山県備前陶芸美術館

瀬戸・常滑・丹波・越前・信楽とともに「日本六古窯」に数えられる備前焼。古墳時代の須恵器の製法から発展し、鎌倉時代にはすでに現在の製法の基礎ができあがった備前焼は約1000年の歴史をもつ。備前焼のことを詳しく知りたいときにまず訪れたい美術館。鎌倉時代や江戸時代などの貴重な作品のほか、5人の人間国宝の代表的な作品、現代作家の作品、備前焼に関連する資料を一堂に集めて展示している。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-64-1400
[ 住 所 ]: 岡山県備前市伊部1659-6
[ 料 金 ]: 500円
[ 時 間 ]: 9〜17時(入館は16時30分まで)
[ 休 み ]: 月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日

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備前焼伝統産業会館 びぜんやきでんとうさんぎょうかいかん 作家や窯元の作品がずらり

備前焼伝統産業会館

2階の展示室では岡山県備前焼陶友会会員の作家や窯元の作品を展示・販売。個性豊かな作品が4000点以上揃い、愛好家に人気が高い。土・日曜、祝日には3階で土ひねり体験(3240円〜、送料別)も実施。1階は東備観光情報センターとなっており、備前市と赤磐市、和気町などの観光紹介や、地域特産品を販売。

詳細
[ 電 話 ]: 0869-64-1100(東備観光情報センター 1階)
0869-64-1001(岡山県備前焼陶友会 2階)
[ 住 所 ]: 岡山県備前市伊部1657-7
[ 料 金 ]: 無料
[ 時 間 ]: 9〜18時(2階は9時30分〜17時30分)
[ 休 み ]: 火曜(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日

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備前福岡・岡山 軍師・黒田官兵衛の足跡を訪ねて 2日目

情報提供:JTBパブリッシング

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