「佐賀？何も無くない？」と思ってる人全てに反論したい【ヨッピーの佐賀サウナ旅】

虹の松原・鏡山展望台・からつバーガー

虹の松原駅

そんなわけで新大阪から新幹線、在来線と乗り継いで佐賀県の唐津に。言うまでも無いけど「旅」は本当に良いものである。新幹線の座席で駅弁のフタを開け、ビールの缶を「プシュッ」と開ける瞬間が人生のだいぶ上位に来るぐらいは好きな時間だ。

なのでみんなも旅に出よう。人に会うため、息抜きをするため、絶景を見るため、美味しいものを食べるため、誰かと行きたい、ひとりで行きたい。旅の動機はなんだって良いと思う。

鏡山展望台

そして名物のからつバーガー

そんなわけで唐津の「虹の松原」で、名物からつバーガーを食べたのだけど美味しすぎて1個食べ切ったあと、調子に乗って追加発注してしまった。

デカいハンバーガー2個は、41歳のおっさんにはちょっと重いかもしれない。

虹の松原

虹の松原はその名の通り、幅500m、距離4.5kmに渡って100万本の松が植えられた松原になっていて、凛とした空気の中で自然と一体化できるのである。

撮影中は「僕レベルの偉人になると、こうやって座禅を組むだけで死ぬほど鳥が集まってイエス・キリストみたいな感じになります」などと偉そうな事を言った。

※ちなみに鳥は来ませんでした

唐津シーサイドホテル（サウナ）

唐津シーサイドホテル。「Instagram女子っぽいポーズで撮ろう」と思って失敗している様子。

海が目の前！

そして天然温泉のインフィニティプール！

「リラックスしてるポーズを取ってください」と言われてポーズを取ったら「部下に命令を出すマフィアの大ボス」みたいな感じになった。

N〇tfl〇xを見ているとこんな感じのプールサイドで、悪い組織のボスが電話で悪い指示を出すシーンがたくさん出てくる。「ナルコス」というシリーズがめちゃくちゃ面白いのでおすすめ。佐賀ぜんぜん関係ないけど。

スパエリア

スパエリアには岩盤浴、アイスサウナも含む3種類のサウナが完備されていて、水着着用、男女一緒に入れるのでカップルや家族でどうぞ。

こちらが客室

ちなみに写真の僕がめちゃくちゃ笑顔なのは「ワイは今日、こんなゴージャスなところを独り占めしますねん！」という嬉しさから来るものである。

その後編集さんから「予算の関係で宿泊はできません」と言われて一気に真顔になりました。

ホテル目の前の海岸で

「浜辺ではしゃぐ若者」的な写真を撮りたかったのに、「車道でふざけてて車に跳ね飛ばされる瞬間のおっさん」っていう感じの写真が撮れた。

呼子（よぶこ）のイカ・浜野浦の棚田

そして佐賀に来たら絶対に呼子でイカを食べてください。イカを食べる前にからつバーガーを2個食べるような愚策は、くれぐれも取らないようにお願いします。完食したけど、お腹がパンパンすぎて腸からイカの化身みたいなやつが突き破って出て来るかと思った。

浜野浦の棚田

夕焼けだとこんな感じ。

どうでしょう。言うてこれ、まだ「佐賀県の唐津周辺」という、佐賀県のごくごく一部で遊んでるだけでこの満喫ぶりである。

ちなみにこれはまた別の日なのだけど、「漁師が獲らないタイプのタコがばんばん獲れる場所があるから、獲りに行きましょう！」と地元の人に誘って頂き、ゴム長を履きつつ、唐津の海岸沿いをじゃぶじゃぶ歩きながら海中のタコを探している時に見た夕焼け。とてもとても綺麗。

※ちなみにタコは1匹も獲れませんでした

唐津の名居酒屋「大八車」の前で。魚介類が美味しいお店なのだけど、何故かハンバーグも異常に美味い。

結局この日は「なんで唐津シーサイドホテルに泊まれないんだ」とかなんとかブツブツ文句を言いながら、泥酔して唐津駅近くのビジネスホテルに泊まりました。

武雄温泉の大楠・御船山楽園の庭園

翌朝、電車を乗り継いで今度は武雄温泉駅へ。唐津駅から普通列車を乗り継いで約2時間。

武雄のシンボル、推定樹齢3,000年の大楠。

マジででかい。

写真だとなかなか伝わらないけどとんでもないデカさ。ゲーム中なら間違いなく伝説の剣とかが刺さってるタイプ。「長老の木」とか呼ばれてる。

近くに行くとでっかい顔がヌウッて出てきて「よく来たな……勇者よ……」とか言う。

刺さってる伝説の剣は最初弱くて「なんだ。こんなものか」とか思ってたら、ゲーム終盤で本来の力を取り戻して最強の剣になる。

「魔王軍に燃やされる長老の木と、それを見て泣き叫ぶ勇者の子ども」という寸劇もやった。

編集さんにはぜんぜん伝わらなくて「大丈夫かこいつ」みたいな顔をされた。

そしてこちらは御船山楽園の庭園。

迫力がすごいので、武雄に来たら絶対立ち寄って欲しい。

御船山楽園ホテル・らかんの湯（サウナ）

その御船山楽園に隣接する、御船山楽園ホテルのアート作品群がこちら。

どうだ。映えるだろう。

そしてこの御船山楽園ホテルの大浴場が、「今行くべきサウナ」を表彰する「サウナシュラン」で3年連続1位を取って殿堂入りした、「日本一のサウナ」と言っても過言ではない「らかんの湯」なのである。

新設された世界最大級の薪サウナ。

これまたとんでもないデカさ。

御船山の天然水と佐賀嬉野産ほうじ茶を使ったセルフロウリュ

ちなみに僕は週に8回銭湯に行くぐらいは銭湯・サウナが好きなのだけど、「サウナって、流行ってるけどイマイチわからん」という人向けに、改めてサウナの良さについて書いておきたい。

サウナ→水風呂→休憩

を3セットぐらい繰り返すことで、深く深くリラックスした状態になれるのがサウナの良いところ。「副交感神経が優位になる」みたいな状態になる。そうやってリラックスする事により、体が軽くなったり寝つきが良くなって眠りが深くなったりするそうだ。

僕個人としては「身体の悪いところが全部治って宝くじが当たって戦（いくさ）が全部終わる」みたいな何の根拠も無いデマを吹聴しているのだけど、前述の深いリラックス状態についてはお医者さんも論文を出したり、書籍を出している内容なので安心して欲しい。

※脱水症状を起こさないためにこまめな水分補給を心がけ、体調の悪い日は控えましょう。

アロマボール・キューゲルを自分で選べるドライサウナ

武雄温泉の源泉を冷やした水風呂

休憩

ちなみに「らかんの湯」の休憩スペースはこんな感じでオシャレだし眺めもいいし、デトックスウォーターや名物の「塩プリン」が食べられたりする。

この写真をあとで見返したときに「あれ？死んでる？」って思いました。完全に昇天してる。

夜と朝で男女が入れ替わるので宿泊者は両方楽しめる！

「家賃3万円くらいで一か月住ませてくれないかな」って思った。

そんなわけで、すっかりととのってから乗り込んだ帰り道の新幹線。

もはや言葉もないですね。

新大阪に戻って参りました。

というわけで「佐賀県、めちゃめちゃええやんけ！」っていうのが伝わったでしょうか。

ちなみに今回の道中は佐賀県の中でも唐津周辺と武雄に行ったぐらいで、他にも伊万里や有田、太良や鹿島などなど、良いところはまだまだたくさんあります。もちろん佐賀以外にも、日本中、まだまだたくさん良いところはあるのだ。

なので、みんなも旅に出よう。人に会うため、息抜きをするため、絶景を見るため、美味しいものを食べるため、誰かと行きたい、ひとりで行きたい。旅の動機はなんだって良いと思う。

（著：ヨッピー）

旅のスポット情報

1日目に周ったスポット（唐津・呼子・唐津シーサイドホテル）

1.鏡山展望台

2.虹の松原

3.虹の松原駅

4.からつバーガー 虹の松原本店

5.唐津シーサイドホテル

6.海中魚処　萬坊 (萬坊海中レストラン本店)

7.浜野浦の棚田展望台

2日目に周ったスポット（武雄温泉周辺・らかんの湯）

8.武雄の大楠

9.御船山楽園ホテル「らかんの湯」

10.七ツ釜遊覧船（動画のみ登場）

佐賀の旅、みなさんもぜひ体験してみてください🚄

※サウナは特別に許可を得て撮影をしています。