大阪のラジオ局FM802の朝のワイド番組『on-air with TACTY IN THE MORNING』(月曜~木曜 / 6:00~11:00)内で、毎週オススメの西日本の旅を紹介する人気コーナー「WEST NAVI STATION」(木曜 / 10:00~10:30)。今回のアオタビとのコラボレーションでは、DJの大抜卓人と、TVドラマ『真犯人フラグ』の主題歌「seeker」でも一躍注目を集めた、大阪発のロックバンドNovelbrightがスペシャルトーク! 竹中雄大(Vo)さん、ねぎ(Dr)さんの思い出のグルメや、今でも足しげく通うスポットとは!?
Novelbrightの青春とリンクする関西のオススメスポット
大抜) 過去にいろんなところにツアーに行かれたと思いますし、今日はお2人にオススメのスポットやグルメを伺いたいんですけど。
竹中さん) 僕は兵庫県の姫路市出身で。やっぱり姫路民としては地元に本店がある「ラー麺ずんどう屋」を推すところはありますね。あとは、「富貴ずし」という有名なおすし屋さんがあるんですけど、そこがちょっと変わってて。姫路駅前のグランフェスタ店にはDJブースがあって、ガンガン曲が流れてるという。

「富貴ずし」
大抜) え! 何それ!?(笑)
竹中さん) 僕のことを高校生の頃から知ってる、ちょっとパリピな大将で(笑)。去年、今年と姫路でライブをやらせてもらったときも、合間を縫ってお昼ご飯を食べに行ったんですけど、エンドレスでNovelbrightが流れてました(笑)。

大抜) 雄大くんは「姫路ふるさと大使」にもなっていて。「姫路城」の周りは昔ながらの美しさも残ってるよね。

竹中さん) まさに城下町な感じですね。「姫路城」は改装が終わってきれいになってますし、姫路駅前も結構栄えてきたというか、大阪の道頓堀にちょっと似てきた気がします(笑)。僕は大阪に住んでたこともあるんですけど、やっぱり姫路がすごく好きなんで。今後も姫路でいろいろとやれたらなと思ってますね。
大抜) 姫路以外で、雄大くんのオススメはありますか?
竹中さん) 大阪に「闘鶏(しゃも)」っていう焼き鳥屋さんが何店舗かあるんですけど、めっちゃコスパも良くて本当にうまい。ねぎくんともよく行ってましたね。あと、ミナミの「麺匠の心つくし つるとんたん」の宗右衛門町店にはしょっちゅう行きました。


「つるとんたん」
ねぎさん) 僕らの行動範囲がちょっとバレてしまう(笑)。どれも近くにありますからね。
竹中さん) でも、せっかくなら誰もが知らないグルメなお店を言いたいよね? 誰もが知ってるところにしか行ってなかったけど(笑)。
大抜) アハハ!(笑) 観光スポットではどこかないですか?
ねぎさん) 京都の嵐山に、僕がここ5年ぐらい願掛けにお参りしてる芸能の神社があって。「車折(くるまざき)神社」というところなんですけど、「朱の玉垣」に名前を入れて奉納する、みたいな。メンバーと一緒に初詣にも行ったりもして。
大抜) 参道にズラーッと赤くて大きい木札が並んでいるところですね。

「車折神社」
竹中さん) ホンマにいろんな芸能人とかアスリートがお札を立てていて。大阪に住んでた頃は、確か毎月お参りに行ってたよな?
ねぎさん) 行ってました。上京してからも、関西で時間があるときは京都まで行って。嵐山が好きなんで、ある種の観光も兼ねてますね。本当にいいところです。
最新アルバム『Assort』の聴きどころと
初の日本武道館ライブに向けて

大抜) Novelbrightは2013年に結成。大阪を拠点に活動していましたが、路上ライブがSNSで話題になったのをきっかけに2020年にメジャーデビュー。その勢いのまま今では全国を回り、5月18日にはメジャー2ndフルアルバム『Assort』がリリースされました。本当に新しいアプローチというか、メロディもしっかり歌えてポップスも鳴らせるバンドなんだと、改めて証明する作品になったんじゃないかと。
竹中さん) 『Assort』=詰め合わせ、みたいな意味で、自分たちのやりたいことのいいとこ取りのようなアルバムですね。前作は「名刺代わりになるような作品に」というコンセプトがあったんですけど、今作は自由に作っていったので、振り幅も今まで以上に大きくて、いろんなことに挑戦したアルバムになったなと。

ねぎさん) 昔から「こういう新しい音色も入れていこう」みたいな話はメンバーからあったんですけど、僕は最初は反発というか葛藤もあって。
竹中さん) もう何年も葛藤してたもんな。
ねぎさん) だけど、やっぱり新しいチャレンジをしていきたいなと思って、今回から取り入れました。
大抜) 9曲目の「The Warrior」でも、ねぎくんがいい仕事をしていますね。
ねぎさん) 大暴れしました(笑)。自分の好きなフレーズも全部入れましたし。

竹中さん) 歌詞は己の魂みたいな感じで、「よっしゃ、今からやったるぜ!」という人に刺さってくれたらうれしいなと思いますね。
大抜) ロックの荒々しい部分をしっかり残しながら、らしさと新しさのバランスを取って。そういう意味でも、バンドとしてちょうどいいブレンド具合は、3曲目の「seeker」にあるんじゃないですか?
ねぎさん) 今まさにおっしゃっていただいたようなバランスというか、自分たちのサウンドがグッと固まったきっかけになった曲やなって、今になって思います。
竹中さん) レコーディングが終わってミックスしてるとき、バンドとしての音像が「これや!」と定まった瞬間がありましたね。

大抜) そして、6月23日(木)・24日(金)には、ついに初の東京・日本武道館でのライブが行われます。今はどんな心境ですか?
竹中さん) 自分たちが目標にしてきたステージの一つではあるので、もちろん楽しみです。でも、僕としては家族が喜んでくれることが大きいかもしれないですね。大阪城ホールでやったときは初めてのアリーナ規模のライブという緊張感があったんですけど、武道館はそのときみたいなフレッシュさというよりは、これから僕たちがさらにステップアップしていく未来を、みんなが想像できるようなステージにしたいですね!
大抜) 今日はどうもありがとうございました!

文:奥“ボウイ”昌史
撮影:ハヤシマコ
※2022年5月26日放送時の情報です。

FM802
「on-air with TACTY IN THE MORNING」
DJ:大抜卓人
放送時間:毎週月~木 6:00‐11:00