視聴者投票1位、なえなのが北陸で「食べまくり旅!」

Z世代に大人気のなえなのが、3つの旅プランを考え、読者からの投票で一番多くの票を獲得したプランで実際に本人が旅をする「なえなのが企画する北陸旅行」第2弾。前回、投票で1位を射止めた「北陸・食べまくり旅」を実行すべく、なえなのが1泊2日で行ってきました!

第1弾の記事はこちらから。

楽しい旅の様子は動画でたっぷりとご覧ください。動画では伝えきれなかったり、カメラが回っていないところでつぶやいたなえなののこぼれ話を記事でお伝えします!

■金沢・鼓門(つづみもん)からスタート!

東京駅発金沢行きの北陸新幹線に乗って、なえなのがまず足を踏み入れたのは、JR金沢駅。さあ、旅の始まり始まり~。

なえなの

初金沢!気合入れて頑張るぞー

ブカピ編集部

なえちゃん、今日のコーデ、雪っぽいね

なえなの

白のもこもこマフラーはお気に入り♪かわいいでしょ

■フォトジェニックな「ひがし茶屋街」へ!

なえなの

昔風の建物が多いステキな街並み!

金沢文化を代表する茶屋街のひとつ、「ひがし茶屋街」。江戸時代、オトナの社交場として加賀藩公認の茶屋街として栄えた街です。
今でも木虫籠(きむすこ)と呼ばれる美しい出格子が並ぶ古い街並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定され、情緒あふれる和の趣がたっぷり感じられます。

■「スイーツ苦手」覆した高級モンブラン

ひがし茶屋街を奥まで進んだところにある、和栗の専門カフェ「和栗白露(しらつゆ)」。能登半島出身の店主がこだわり抜いた和栗を使ったスイーツが楽しめます。

低めの天井が落ち着きを放ち、外からの光が優しく注ぎ込む店内。町家の雰囲気を残したままおしゃれにリノベーションされ、障子窓からの優しい光に包まれています。

店長の村井千明さんイチオシの逸品、能登の焼いた栗を使ったモンブラン「榛摺(はりずり)を注文しました。

「白露」では、お客様の目の前でモンブランを仕上げるパフォーマンスがウリの一つです。村井さんが、なえなのの前で丁寧に作り上げていきます。
能登の高級な焼栗を15個も使用しているというペーストが、器具からシャワーのように一本一本練り出され、静かな店内にス、ス、スーという音が響いていきます。

なえなの

いい音だ・・・

村井店長

石川県の特産物の栗で、栗だけで糖度30度があるので、栗そのものの味で甘みもしっかり感じていただけるんですよ

うっとりしながらモンブランを見つめるなえなの。

■スイーツは普段食べないなえなのもメロメロ

実は、普段は進んでスイーツを食べることが少ないというなえなの。

ブカピ編集部

甘いのは苦手じゃなかったっけ・・・

なえなの

いや、これ別格です・・・和栗の味がメインで甘さ控えめなの。見た目の時点で100点満点なのに、食べたら100倍おいしい!

なえなの

こんなに美味しいモンブランは食べたことがないです。これは自分史上最高のスイーツかもしれない

■金箔でよみがえった100年以上前の土蔵に圧倒

和栗でおなかを満たしてご機嫌ななえなの。茶屋街を散歩しているとひときわ目立つ風情のある建物が目に入ります。

金箔の街としても有名な金沢。純金とプラチナを合金・製箔するという独自の金箔を活かした器やアクセサリーがずらりと並ぶ「箔座ひかり藏」へ。

寺西店長

「純金プラチナ箔」と言って、世界で初めて開発した純金とプラチナを合金した金箔です

なえなの

シャンパンゴールドすごい好き

なえなの

ステキなお皿発見!なえの好み~
ポテチ入れても高級感でそう

店の奥にたたずむ蔵を案内していただきます。

「黄金の蔵」です。
外壁は漆喰で塗り直し、純金とプラチナの合金箔「純金プラチナ箔 永遠色」を全面に施しています。内壁は24Kの純金箔で仕上げています。

普段は蔵の中に入ることはできませんが、今回は、お店の特別な許可を頂き、中に入らせてもらいました!

シンとした土蔵の内部。
100年以上前の土蔵を、金箔職人と左官職人による伝統の技で永遠の黄金色で蘇らせています。中央に置かれた椅子に座ったなえなのは、その荘厳さに圧倒されたのか、しばし無言でした。

なえなの

自己肯定感があがる・・・

ゴールドで自己肯定感が上がったなえなのは、足取り軽く、次の場所へ。

■創業390年の老舗和菓子店で、落雁(らくがん)作りに挑戦!

江戸時代に加賀藩主や将軍家にお菓子を献上していた老舗和菓子店「森八」にやってきました!

日本三大銘菓の一つで落雁の最高峰と言われる「長生(ちょうせい)殿(でん)」をはじめとする伝統ある和菓子が並びます。

なえなの

「長生殿」って、食べたら長生きできるのかしら・・・

「長生殿」の名は、昔の中国・唐の時代、当時の皇帝が楊貴妃という絶世の美女のために建てた宮殿に由来しているそうです。

森八では、子どもからお年寄り、外国からの観光客まで、誰もが楽しめる落雁作り体験が人気です。なえなのも、エプロン姿で挑戦しました!

徳島県産の和三盆糖と北陸産のもち米に、紅花の天然色素で染め上げた、江戸時代から変わらぬ製法・原料を使います。
材料をもみ板ですりつぶし、揉みます。ヘラを使って木型に山盛りにしたあと、親指を使って木型に入った材料を、ギュッ、ギュッとカチカチになるまで押し込みます。

なえなの

なかなか力がいる-!結構疲れます!笑

はみ出た余分な材料をヘラで落とし、棒を使って木型をトントンとたたき、固めた材料を木型から外し、木型をひっくりかえして完成!

なえなの

緊張の瞬間!

完成です!

できあがった落雁でお抹茶を一服!
ひがし茶屋街に着いたときから「抹茶のスイーツが食べたい!」と言っていたなえなの。ここにきて、ホンモノのお抹茶を頂くことになりました。

なえなの

おばあちゃん家で食べたことがあるけど、その時の落雁は硬くてジャリジャリしていたイメージだったの。今日作ったのはほろほろと柔らかくて口の中でとろける綿飴みたいで・・・なんて言うの・・・ホロケる?

ブカピ編集部

「ほろける」って、方言でぼけるって意味なんだけどなあ笑

なえなの

(!)・・・とにかく、落雁の印象がめっちゃ変わりました

■1000点以上の和菓子木型

なえなのが落雁作りで使った「木型」。

店に併設している美術館に、江戸時代から使ってきた1000点以上の木型が並んでいるというので、見てきました。

中宮店長

この美術館は、金沢駅のデザインを手がけた建築家の水野一郎氏が設計したんですよ

案内してくれたのは、若女将の中宮千里さん。伝統的な和菓子の技術を持つ職人として、女性として初めて、歴代最年少で「伝統和菓子職」に認定された方です。

なえなの

お花の模様とか、いろいろな形がありますね

中宮店長

歴代の加賀藩主・前田家にお菓子を献上していたので、前田家のマーク(家紋)である梅の形の木型が多いのですよ

■人生初のセリと紅ズワイガニを堪能

石川県金沢市の伝統文化ととろけるようなスイーツで身も心も満たしたなえなの。
翌日は、金沢駅から北陸新幹線で約15分の新高岡駅から城端線、万葉線に乗り換え、富山県射水市に来ました。

新湊(しんみなと)きっときと市場」では、新鮮な紅ズワイガニの昼セリが開催されています。「きっときと」は富山弁で「新鮮な」という意味です。

なえなの

セリを見るのは初めてだから楽しみ♪

隣接する富山湾の新湊漁港から水揚げされたばかりの、新鮮な紅ズワイガニがぞくぞくと運ばれていました。

なえなの

ゆでる前から真っ赤!

独特の抑揚をつけたセリの声が響き渡り、活きの良いカニたちが次々と競り落とされていきます。早朝に漁獲された紅ズワイガニたちは、すぐに漁港に運ばれ、昼セリにかけられます。
新鮮さを保ったまま流通し、その日のうちに消費者の食卓を彩ります。

きれいに並べられた紅ズワイガニたちの姿が圧巻です。

なえなの

セリ始まった・・・
一言も聞き取れない!笑

■「カニ丸ごと一杯」に絶句

たっぷりとカニへの気持ちを高揚させたところで、気合入れてやっていたのが、こちら!

でーん!

自分が見ていたセリで競り落とされたカニが、ゆであがった姿になって目の前に現れます。

店員さんの指導で、カニを丁寧にむいていきます。

なえなの

お寿司屋さんに行ったらぜったい頼むんですが一杯まるまるというのは、見るのも食べるのも生まれて初めて

いざ!

なえなの

・・・・・・・・(絶句!)

なえなの

や、やわらかっ・・・!

人生で初めて、自分で割ったカニのミソを頂きます!

なえなの

苦みが一切ない!!というか、甘い!! カニってこんなに甘かったっけ?!

撮影が終わったあとも、黙々とカニを食べ続けるなえなの。
きれいに一杯まるまる、平らげました!

ブカピ編集部

美味しそうに食べるねえ

なえなの

実はミソ、普段自分からは食べないんですけど、これはきらいな人でも食べられるクセのなさと甘さです!

最後は、ロケを頑張った自分へ、紅ズワイガニ一杯をお土産に。北陸での「食べまくり」旅を満喫したなえなのは、北陸新幹線で快適に帰っていきました。

ブカピ編集部

「人生初」だらけの北陸旅行はいかがでしたか

なえなの

とにかく北陸が大好きになりました!
この2日間ですごく魅力をたくさん知ることができたし、テーマである「食べまくり」旅でちゃんと美味しいものもたくさん食べたので胃も喜んでいます!

■北陸・福井のおすすめスポット

なえなの

今回のロケでは行けなかった、なえの福井県おすすめスポットも2箇所紹介します!

まずはカラフルなバンズが特徴のハンバーガーショップ「バブルスバーガー」!

おすすめは7色の小さなバンズと合鴨のローストや炙りホタテなどの具材がセットになったバブルスバーガーセット。

グレーで統一された店内に、ラズベリーや小松菜などの自然由来の素材で着色されたピンクやブルーの鮮やかな色のハンバーガーがとっても写真映えします。

店名 バブルスバーガー
住所 福井県福井市足羽上町111 旧 ASUWAYAMADECK
URL https://bubblesburger.jp/
メモ 3月まで冬季休業中

お次は森林と川に囲まれた大本山永平寺の参道近くに建つ柏樹関(はくじゅかん)

こちらでは永平寺で研修を積んだ料理長が作る精進料理をいただくことができます。

「精進料理とは心の修業のための料理」

永平寺直伝の手法で、丹精込めてつくられた胡麻豆腐や車麩のフライなどが美しく並ぶお膳を前にすると、背筋が伸びます。

店名 永平寺 親禅の宿 柏樹関
住所 福井県吉田郡永平寺町志比6-1
URL https://www.hakujukan-eiheiji.jp
メモ 宿泊優先 1泊2食付き@22000円(税込)~
なえなの

以上、福井のおすすめでした!なえも行きたくなってきた…。みんなも是非チェックしてみてね!

その他も美しい日本の魅力が満載の北陸へ、北陸からひろがる旅をご紹介。自分にぴったりの楽しみ方を探してみてください。

掲載情報は2023年2月27日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
徒歩での所要時間は80m=1分での概測です。
乗り物の所要時間は、土休日ダイヤの最速時間です。乗り換え時間・待ち時間は含みません。時間帯、交通事情、利用する駅またはバス停により異なります。
料金は税込表記を基本としています。