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特集

「百万石の城下町」とたたられた金沢には、今もなお藩政時代の面影が色濃く残されている。町の記憶を探りながら、秋めく町並みをめぐってみたい。写真提供:石川県観光連盟

約140年ぶりに甦った「玉泉院丸庭園」

美しい水と緑の風景が視界いっぱいに広がる

美しい水と緑の風景が視界いっぱいに広がる

歴代藩主が愛した池泉回遊式庭園

 百万石の城下町を築き上げた加賀藩主の居城・金沢城。天守閣こそ見られないものの、跡地である金沢城公園を歩くと、往時の偉容をしのぶことができる。園内に見どころはたくさんあるが、中でも今年3月、140年ぶりに幕末期の姿を取り戻した「玉泉院丸庭園」は見逃せない。三代藩主の前田利常が1634年(寛永11)に作庭を開始し、五代藩主の綱紀や十三代藩主の斉泰ら歴代藩主によって手を加えられた池泉回遊式の大名庭園だ。
 庭園の名は、二代藩主・利長の正室である永姫(えいひめ)の院号にちなんでいる。利長が没したのち、玉泉院と号してこの地に屋敷を構えたという。発掘調査や絵図、文献などをもとに復元された園内には、随所に趣向を凝らしたしつらえがあり、見る場所や角度によってさまざまな美景を堪能できる。また、池のほとりには庭園を一望できる玉泉庵があり、和室にて季節の生菓子と抹茶を愉しめる。

意匠性に富んだ石垣群が独創的な景観を織りなしている

意匠性に富んだ石垣群が独創的な景観を織りなしている

意匠性の高い石垣群も見どころ

 玉泉院丸庭園の最大の特長は、池底から周囲の石垣最上段までの高低差が22mもあるという立体的な構造だ。石垣群が庭の構成要素のひとつとされ、滝が組み込まれた「色紙短冊積石垣」をはじめ、独創的な意匠の石垣群が目を惹く。城内にあった庭園ならではの見どころといえるだろう。
玉泉院丸庭園
玉泉院丸庭園についてはこちら

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