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特集

寒い日が続いても、春の足音は一歩ずつ着実に近づいている。桜がほころべば、コートを脱ぐ日もすぐそこ。中国・四国の桜は、各地の名城や瀬戸内のおだやかな海を背景に、春の喜びを演出してくれる。

『坊っちゃん』の街を見下ろす、春の城

道後温泉とともに楽しむ松山城の桜

 日本最古の温泉、夏目漱石の『坊っちゃん』で有名な道後温泉がある愛媛県松山市。その中心部にある勝山にそびえる松山城は、山頂に本丸があり、裾野に二之丸史跡庭園や三之丸(堀之内)を有する広大な平山城だ。ソメイヨシノをはじめ、早咲きのツバキカンザクラや遅咲きのオオシマザクラ、シオガマザクラなど約200本が本丸を中心に順番に咲いていくので、長い期間に渡って花見を楽しむことができる。

城の歴史と造形美を感じながら観桜

 勝山一帯に広大な敷地をもつ松山城。かつて天守を除く小天守や櫓などの建物が、昭和の時代に放火や戦災で焼失した歴史を持ち、現在、失われた建物は総木造で復元されている。このように昔ながらの工法で再現されるのは、全国でも例をみない。一方、天守は江戸時代以前に建造された「現存十二天守」のうちのひとつでもある。ほかにも、本丸には日本で唯一現存する望楼型二重櫓の「野原櫓」や、二之丸から本丸にかけて「登り石垣」があり、歴史的価値の高い建造物を多く有している。国指定の史跡でもあり、2006年(平成18)には「日本100名城」、また翌年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選ばれている。
 さらに、本丸広場周辺には約200本もの桜の木が植えられており、1990年(平成2)には「日本さくら名所100選」に選定された。「松山城の桜はほとんどがソメイヨシノですが、早咲きのツバキカンザクラ、遅咲きのサトザクラなどあり、比較的長い期間楽しむことができます」と松山城総合事務所の尾上友美さん。本丸広場までは有料のロープウェイ・リフトを利用するのが便利だ。毎年4月上旬には松山春まつり(お城まつり)もあり、大名行列などのイベントのほかフリーマーケットやご当地グルメフェスタなどが開催されるので、花見とともに楽しみたい。

天守から望む、桜咲く本丸

ロープウェイを降り少し歩くと、桜並木が天守まで続く

松山城

見頃:3月下旬〜4月上旬

  • 愛媛県松山市丸之内1
  • 089-921-4873
  • 天守は9:00〜17:00(最終入城は〜16:30)(2〜7月)
  • なし
  • 無料(天守観覧は510円)
  • 松山駅から路面電車乗り換え、大街道電停下車、徒歩約5分

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