【2022年10月6日】
旅の楽しみは人それぞれですが、ここ数年の社会情勢の影響もあり、旅行への価値観も少しずつ変わりつつあるようです。 それでも本音は「やっぱり旅に出たい!」「旅先で感動を味わいたい!」。そんな今だからこそ求められている旅とは一体どんな旅なのでしょうか?旅のプロである(株)読売旅行の皆さんにお聞きしました。



メジャーエリアを少し外せば、
旅の満足度も高まる。
全国旅行支援も10月から開始され、徐々に旅行への機運も高まってきた。「紅葉シーズンは人も集まりやすい。だからこそ、少しメジャーエリアから外れるだけで、ゆったり旅が楽しめますよ」と語るのは(株)読売旅行の杉本さん。山陽、山陰、北陸など中距離の場所は日帰りでも楽しめるので、まずは日帰り旅行から行く方も多いと言います。

山本さんは「日帰りを楽しむなら和歌山もおすすめです。今なら紅葉シーズンで混む前に、マグロやフルーツなどを楽しむことができます。」と教えてくれた。(株)読売旅行でも、日帰りで楽しめるプランをいくつも用意していると言う。

石川なら金沢、島根なら出雲、広島などやはりメジャースポットはいつでも人気だ。「シニアの方にも利用しやすい二次アクセスを使って、少し離れればゆったり楽しめるスポットが今はたくさんありますので、ぜひ今の時期に言ってほしいですね」と山本さんは語ってくれた。
10月にリニューアル!
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館へ。
「福井県の穴場スポット」と杉本さんが教えてくれたのは一乗谷。JR福井駅から列車で約15分。かつての戦国時代の想いをはせる場所として、歴史ファンからも人気のスポット。
「ちょうど10月に福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館がリニューアルオープンしました。まさに“イマ”行くべきスポットです。」と杉本さん。朝倉氏の栄華が眠る城下町跡からも近く、様々な出土品やジオラマを博物館で見た後は、現地に足を運び、想いをはせるのもいい。

瀬戸内で島散歩を楽しむ。
因島から望む瀬戸の島々は絶景!
瀬戸内には島散歩という言葉があるほど、いくつもの観光スポットとなる魅力的な島々がある。その中でも杉本さんが一押しだというのが「因島」。岡山駅からも列車で行ける距離にある三原港からフェリーで行ける。「尾道の風景と言えば千光寺から望む風景が有名ですが、個人的には因島白滝山からの瀬戸内海越しの風景も絶景ですよ」
また因島以外にも、うさぎ島とも呼ばれる大久野島や生口島など瀬戸内の島々はどれも個性的。気候的にも穏やかな10月・11月だからこそ、安心して船旅もゆったり楽しめるのもおすすめする理由の一つだと言う。


宍道湖から夕暮れの景色を
楽しむベストシーズン。
島根はシニアの方々にはおすすめスポットが多いと言う。出雲大社、足立美術館、そして松江城など。中でも“イマ”と言えば「宍道湖」だと言う。「宍道湖の夕景は写真などでもよく見られますが、それを見るベストシーズンがちょうど10月⇒秋なんです」と杉本さんは答えてくれた。
さらに島根には温泉スポットも多くあるので、宍道湖の帰りや、一度境港などで新鮮な魚を食べた帰りに、玉造温泉などの温泉に浸かってのんびりするのもいい。松江を中心として西へ、東へ巡ってもらえればきっといつもりもぐっと満足してもらえると杉本さんは太鼓判を押す。

一つの県を端から端まで楽しみ、
日帰りを120%楽しむ。
旅行への機運が高まり、せっかくだったら色んなところに行きたい。それなら日帰りで色んなところに楽しむのもいい。「(株)読売旅行では行き先がランダムで決まる日帰りツアーをご用意しています。」と杉本さん。WEB上で1から6までの番号を選び、その数字に対応した往復交通と様々な特典が付いてくる。行き先は、広島、瀬戸内、島根、石川、福井、和歌山の6カ所だ。
「すべてのエリアで駅から自由に旅をしてもらえるように二次アクセスの特典もつけています。地元のローカル線に乗ってもらったり、メジャーエリアを離れて、楽しんでもらえるように設定します。」金額もどの目的地よりも往復交通費より安い。せっかくだったらいつものエリアから足を伸ばし、県を丸ごと楽しむのもいいかもしれない。
