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ドラマのヒロインに思いを馳せて。信楽で焼き物めぐりの旅 ドラマのヒロインに思いを馳せて。信楽で焼き物めぐりの旅

※掲載されているイラスト・画像はすべてイメージです

お知らせ

コロナウイルスの感染拡大防止のため、スポットの営業時間、定休日が変更される場合があるほか、イベント等が中止、延期される場合があります。事前に施設等にご確認ください。

モデルコース4

ドラマのヒロインに思いを馳せて。
信楽で焼き物めぐりの旅

狸の置物で有名な信楽焼。その産地である信楽が、連続テレビ小説の舞台地にもなったことで、大きな注目を集めています。今回は、物語の世界観をたっぷりと体感できる、信楽をめぐる旅をご紹介しましょう。

京都駅から信楽駅 琵琶湖線-草津線-信楽高原鐵道約1時間48分

信楽高原鐵道の終着駅「信楽駅」へ。ホームでは、たくさんの信楽焼の狸が旅人を出迎えてくれます。

信楽駅

そして駅前には、そびえ立つ高さ5メートルの大狸が!町中のいたるところにユーモラスな狸がいて、散策するだけで楽しい気分になります♪


そんな信楽をめぐる上で、おすすめなのが自転車です。信楽駅のレンタサイクルやレンタカー(1人乗り電気自動車 コムス)を利用して、普段とは一味違う旅に出かけましょう。

信楽駅から旧信楽伝統産業会館 自転車約5分

旧信楽伝統産業会館

最初に訪れたいのは、信楽駅からすぐの「旧信楽伝統産業会館」。2020年春に移転新築された信楽伝統産業会館の旧館では、「テレビドラマの世界~スカーレットの舞台 甲賀市信楽~」が開催中です。

旧信楽伝統産業会館 展示

会場には、ドラマに登場した小道具や衣装に加え、女優・戸田恵梨香さん演じるヒロイン(川原喜美子)が陶芸に熱意を燃やした穴窯や工房、ドラマの登場人物たちが通ったカフェ「サニー」のセットなども展示されていて、その総数はなんと約500点にものぼるそうです。

ドラマに登場したセットや小物

さまざまな感動的シーンがよみがえってくるようで、見ごたえは抜群!大興奮間違いなしの展示内容となっています。なお、甲賀市役所など、旧信楽伝統産業会館以外の場所でも撮影で使われた小道具などを展示中。それぞれで内容が異なるので、コアなドラマファンは市内各地をめぐってみるとよいでしょう♪

旧信楽伝統産業会館

滋賀県甲賀市信楽町長野1142

https://scarlet-koka.jp/

信楽伝統産業会館

自転車で約2分の距離にある新館にも寄り道してみましょう♪信楽焼の特製タイルが特徴的な外観の「信楽伝統産業会館」は、2020年4月に新築移転しました。時代とともに発展してきた信楽焼の歴史を映像や実物、再現ジオラマなどで見ることができます。

甲賀市信楽伝統産業会館

滋賀県甲賀市信楽町長野1203

http://www.city.koka.lg.jp/shigarakiyaki/

信楽伝統産業会館から緋色の商店街 自転車約1分

緋色の商店街

物産館「緋色の商店街」では、昭和レトロな雰囲気の店内に特産のお茶や陶器などのお土産がそろっています。地元食材を使ったテイクアウトドリンクは、窯元の散策にもぴったりです。

物産館「緋色の商店街」

滋賀県甲賀市信楽町長野1159

https://scarlet-koka.jp/news/物産館「緋色の商店街」-2

緋色の商店街から山文製陶所 自転車約5分

山文製陶所

ドラマの世界観に浸ったまま、駅前から続く古い佇まいの道をサイクリングしていくと、ドラマでヒロインが働く「丸熊陶業」の舞台になった「山文製陶所」に到着。無造作に積まれた火鉢が昔ながらの風情を醸し出しています。

山文製陶所 外観

「山文製陶所」は、明治26年の創業以来、約120年にわたり火鉢を生産し続けている信楽焼の窯元。奥深い綺麗な青が特徴的な「海鼠mini火鉢」や、自然な優しい色合いの「緋色mini火鉢」が、インテリアとしても人気を集めていて、ワインクーラーやメダカ鉢にもぴったりです♪

海鼠mini火鉢と緋色mini火鉢

信楽で唯一、今でも火鉢を生産し続けている窯元ですが、傘立てや睡蓮鉢、花器、洗面鉢、壺など1品1品手作りで丁寧に仕上げているのは、初代の頃から変わりません。代々受け継がれている情熱にドラマの登場人物たちの心情が重なります。

傘立て 睡蓮鉢 花器

山文製陶所

滋賀県甲賀市信楽町長野938-1

https://seitousyo.jp/

谷寛窯と卯山窯

谷寛窯

「谷寛窯」は明治時代の師範学校の講堂を移築し、その中に工房とギャラリーがあります。ギャラリーは、昔使われていた重油窯を再利用したもので、今では建物も貴重な存在になりました。

谷寛窯

滋賀県甲賀市信楽町長野788

https://www.tanikangama.com

卯山窯

「卯山窯」は陶器照明品等、現在のライフスタイルにあった様々な陶器を制作・販売しています。信楽焼の伝統技法を用い、大物から小物まで多種多様に対応できる窯元です。

卯山窯

滋賀県甲賀市信楽町長野789

https://uzan.jp

卯山窯から登り窯カフェ 自転車約5分

登り窯カフェ

ほっと一息つきたくなったら、焼き物の産地ならではのカフェへ!世界でここにしかない、登り窯を改装した「登り窯カフェ」です。登り窯とは、山の斜面に細長い部屋を連ね、隣室の余熱を利用しながら焚き上げていく窯のこと。登り窯は保存が難しく、完全な姿で残されているのは、まさに奇跡。一歩足を踏み入れると、まるで海外の洞窟レストランのような趣きが。薪の火によって焼成した土が描き出す壁の色合いは幻想的で、コーヒーや紅茶を片手にじっと見とれてしまいます。

洞窟レストランのような内観

スイーツは、黒炭のほのかな苦みと香り高い朝宮茶を使ったクリームの甘みとの相性が最高の「黒炭ロールケーキ」と、新鮮な牛乳をたっぷりと生地に練り込んで焼き上げた「山田牧場特製バウムクーヘン」の2種類♪温もりあふれる窯の中で、癒しのひとときを過ごせますよ!

黒炭ロールケーキと山田牧場特製バウムクーヘン

最近では団体のお客様も多く、1日満館の日もあるそうです。基本は予約制のため、事前に電話確認をしてくださいね。

登り窯カフェ

滋賀県甲賀市信楽町長野1131

http://tougeimura.jp/honten/kiln.html

登り窯カフェからかまーとの森 自転車約10分

かまーとの森

信楽を旅したのなら、やはりお土産は信楽焼一択!ショールームとギャラリー、雑貨店&カフェを兼ね備えた「かまーとの森」でショッピングを満喫しましょう。総延長80mのトンネル窯跡にオープンした施設で、ジャズが流れるゆったりとしたアートな空間です。

かまーとの森 施設内の様子

ショールームには、高級感の漂う植木鉢や花器、かわいらしい雑貨や食器など、こだわりのデザインを生かした信楽焼ブランドのアイテムがずらりと並びます。アウトレット品もあり、安く手に入るのも嬉しいところ。きっと自分用のお土産に買いたくなるはず!

かわいらしい雑貨や食器

また、ランチ利用で訪れるのもおすすめです。色鮮やかな食材を使用したランチセットは、おしゃれな器に盛り付けられ、見ているだけで思わずうっとり♪

ランチセット

ギャラリーでは陶展や絵画展、写真展など、時期により新進気鋭の作家の作品展が開催されているので、チェックしてみましょう。

ギャラリーに展示されている作品

かまーとの森

滋賀県甲賀市信楽町長野1361-4

http://www.kama-to.jp/

かまーとの森から滋賀県立陶芸の森 自転車約10分

滋賀県立陶芸の森

旅の締めくくりは、「滋賀県立陶芸の森」。焼き物を素材に創造・研修・展示など多様な機能を持つ公園です。

滋賀県立陶芸の森 外観

陶芸専門の美術館「陶芸館」では、信楽焼だけでなく、世界の陶芸をテーマにしたさまざまな展覧会が開催されていて、併設のミュージアムショップ「6SENSES」では、陶器製のガチャガチャや図録などを販売。ユニークなお土産をゲットできるかも♪

ミュージアムショップ「6SENSES」

世界中の陶芸家が集まる滞在制作スタジオ「創作研修館」では、制作作業の見学もできます。年に数回のペースで開かれるオープンスタジオでは、著名な陶芸家らがワークショップを開催したり、作品についてレクチャーしたりしてくれるので、興味がある人はあらかじめ確認しておいてくださいね!

滞在制作スタジオ「創作研修館」

屋外の広場にも陶芸家の作品がたくさん♪迫力満点の巨大な作品群と緑いっぱいの自然が織り成す風景を堪能しながら、のんびりと旅の思い出を振り返ってみるのも良いでしょう。

屋外の広場

滋賀県立陶芸の森

滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7

https://www.sccp.jp/

信楽を旅して回るうち、ドラマのヒロインに共感を覚えていくかもしれません。
今も昔も人々を魅了してやまない信楽焼の魅力、ぜひ味わってみてください。
京都から少し足を伸ばしたその先で、ドラマの世界があなたを待っています♪

いつもと違う、旅にでよう。

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