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松山市の中央、標高132mの勝山山頂に本丸があり、裾野に二之丸、三之丸がある日本有数の平山城。天守は、日本で最後の完全な城郭建築と言われており、最上階からは、360度眺望が開け、松山平野や瀬戸内海などを見渡すことができます。日本に現存する、江戸期以前に建築された12天守の1つであり、21棟の建造物が、国の重要文化財に指定されています。春は桜とお城のマッチが魅力的です。
9:00頃
市街地の中心部にぽっこりと見える標高約80mの丘陵地にある宇和島城。上から見ると不等辺五角形になっている城郭が特徴的で、築城の名手と名高い藤堂高虎が手がけたとされています。
美しい白壁や破風などの御殿建築が随所に施された優美な姿が印象的な現在の天守は、寛文11年(1671)に完成したとされており、松山城とともに国内に現存する12天守の一つに数えられます。
また、少なくとも300年以上火災や伐採をまぬがれた城山の植物は、巨木や珍しい植物の宝庫となっており、森林浴も楽しめます。
13:00頃
宇和島藩第7代藩主である伊達宗紀が隠居場所として建造した池泉廻遊式庭園の天赦園(てんしゃえん)。伊達家の家紋に因んだ様々な種類の竹をはじめ、春には藤、初夏には花菖蒲が咲き誇るなど、一年を通じて四季折々の花々が水面に映る風情な景色を楽しめます。
なかでも、池上にかかる太鼓橋式の藤棚にかかる白玉藤は圧巻で、この園の必見ポイントです。
竹・藤・花菖蒲の名園で、ゆっくりと流れる時間を味わってみてください。
14:30頃
築城の名手として知られる藤堂高虎が手掛けた平城。広大な堀に海水を引き込み、城内には港(船入)を備えた海城でした。日没後は有名照明デザイナーの手による照明でライトアップ。暖かみのある光で夜空に浮かび上がった今治城は、どの角度から見ても感動的。堀の水面に鏡のように映り込んだ姿も幻想的です。
写真提供:(公社)今治地方観光協会