どうも!TikTokクリエイターのあああつしです!!
ある日、JR西日本のアオタビ編集部さんから「新大阪駅にお友達と来てください。現代アートを撮りに行きましょ!」と連絡がきたので、言われるがまま新幹線に飛び乗りました。

友達のモデルの実央ちゃんと新大阪に到着

お疲れ様です!友達を連れてきました!

では、今から「瀬戸内国際芸術祭2022」に行ってください。

えっ…っと。はい?

これが3年に1度開催されるらしい「瀬戸内国際芸術祭」

瀬戸内国際芸術祭2022とは…?

瀬戸内海の島々で開催される「現代アートの祭典」です。島×現代アートの様子が最高に映える体感型イベントですよ!

宇野のチヌ / 淀川テクニック(画像提供 玉野市)

衝撃!

この記事を読んだ方々が瀬戸内国際芸術祭2022に行きたくなるような「最高の思い出を撮る方法 in 瀬戸内国際芸術祭」をTikTokerとして考えてきてください!
ということで。
急展開ですが、新幹線とフェリーを乗り継いで、「瀬戸内芸術国際2022(※)」に遊びに行ってきました!

※撮影時(8月上旬)は夏会期が開催中でした!
新作がたくさん発表される「小豆島」に行ってきましたよ!

<瀬戸内国際芸術祭2022に行った人>
あああつし君
博多在住の超人気動画クリエイター。SNSで写真や動画の撮り方を発信し半年強でTikTokフォロワー数240万人を突破!ヒルナンデス、世界一受けたい授業などテレビ出演多数あり。
Instagram: @aaa_tsushi_
TikTok: @aaa_tsushi_

目次に「📱」とあるところでは、写真撮影のコツを紹介しています!友達と最高の1枚と撮る際の参考にしてみてね!
■新幹線とフェリーで小豆島へ!!

新大阪から岡山までは新幹線、そしてマリンライナーを乗り継いで高松まで約2時間。
編集作業をしつつ大好きなエナジードリンクで一息ついていたら、あっという間に高松につきました。

高松駅から徒歩すぐの高松港にある、小豆島行きのフェリー乗り場
3年に1度、トリエンナーレ形式で行われている瀬戸内国際芸術祭。
今回で5回目の開催になるそうです。
最高の天気に恵まれ、初の瀬戸内国際芸術祭に向けて出発します!

友達と青春旅してるって感じでいいですね。
📱太陽のヒカリを味方に | 小豆島フェリー
9時に高松港を出発して、30分後ぐらいに撮影した写真がこちら。


朝の時間帯で明るい写真が撮りたい場合は、フェリーの進行方向を向いて、右側に座るのがおすすめです!
スマホで撮影する際は、「ピントをどこに合わせるか」と「明るさを調整する」だけで写真の雰囲気が変わるから是非試してみて!

iPhoneなら画面タップ→太陽マークの位置を移動すると明るさ調整できます。Androidの場合も、ピントをロックできたり、明るさの調整の幅が異なったりなどの違いはありますが、調整方法は同じです!

ちなみに僕はいつも窓側に座る際、進行方向や時間・太陽の方角などを気にして、右側に座るか左側に座るかを考えています。

こんなふうに、同じ乗り物でも座る位置によって太陽の光の入り方が違うので、確かめてみてね。
動画を撮影するときは、垂れ幕が良い感じに靡いてくれるまで何回もチャレンジしました。
特別な許可を得て撮影しています。
外での撮影はいつも自然との戦いです(笑)。
■突如現れる球体 | はじまりの刻 (三宅之功)
フェリーに揺られること約1時間。
小豆島へ到着したので、まずは三宅之功さんの作品「はじまりの刻」へ向かうことにしました。
自然の中を車で15分ほど走った場所にあるそうなのですが…

なんだこれ!?!?!?!?!?

こんな景色見たことがなくて、テンションが爆上がりする僕の図。
本当に突然現れます、卵が。
しかも近くで見ると迫力がすごいんです。
僕の身長と比較すると、作品の大きさが伝わりますよね!?
📱大好きな「エモいポツン構図」
この作品は、パノラマで撮影をすることに決めました。


スマホを縦にスライドしてパノラマ撮影をすると、大胆な構図になります!
広大な景色に、アートと人がポツンと映る美しさ。
僕はこの構図が大好きです!
パノラマ撮影以外にも様々な角度から撮影をしてみると、面白いものが撮れるよ!

動き回る僕です。
例えば「見上げるアングル」で撮影するとこんな感じ!!

ちなみに撮影する側はこんな姿勢です。


体幹強いな。
友達と行って「お互いが最高に映えるアングル」を探し合うのも楽しそうですね!
📱動画編集は速度がポイント!
今回はスマホでの動画編集の裏側も公開します。
僕はスマホで動画を編集する時は、「CapCut」で編集しています。
音源や動画の色味を変えることも大事だけど、それと同様に速さも重要視してます。
速さを調整することで映像全体にメリハリがつき、躍動感のあるドラマチックな動画に仕上がります。
みんなもチャレンジしてみてね!
■これはアニメの世界…? | ゼロ(王文志)
次に向かったのが台湾の作家、王文志(ワン・ウェンチー)さんの作品「ゼロ」。

あそこ!アニメの主人公が住んでる家っぽい!

目に飛び込んでくるアートの世界観が非現実すぎて。
途中から「現実」なのか「アニメの世界」なのか「もはや夢」なのか、わかんなくなっちゃいました。
これが瀬戸内国際芸術祭の醍醐味なんでしょうね。
遠目から見ると何の素材でできているのか全くわからなかったのですが、4,000〜5,000本の竹からできていると聞いてびっくりしました。

「ゼロ」という作品名には、この3年間、世界がパンデミックにより受けた困難をリセットし、再出発するという意味も込められているそうです。
僕自身、この2〜3年思うように撮影に行けなかったり、コロナの影響でやりたい仕事ができなかったりしました。
たくさん悔しい思いをしたので、王さんの作品のコンセプトにものすごく共感できました。

作品の中の雰囲気は遠くから見るのと全く違いました!
📱良いとこ全部撮り
ここでは天井の窓と横についてる窓、竹の床全てを1枚の写真に納めるために、パノラマで撮影してみてください!

この作品を観に来られた方は、皆さん大の字になって気持ち良さそうに寝転んでいました。
瞑想した気分を味わえるみたいですよ。

“友達と一緒にごろんと転がって笑った”みたいな、何でもない時間が一番の旅の思い出になるんですよね。

外観をオブジェとして見るもよし、実際に作品の中に入って空気感を感じるのもよし、自然の力を改めて体感しました。
しかし、竹の数すごかったな〜。
■雨上がりに出会える絶景
王さんの作品から次の目的地に向かう瞬間、まさかの大雨に見舞われました。
でも雨の中でしか出会えない景色もあるので、「雨は雨であり!」と思うのが僕のルール!
そんな感じでポジティブに山頂に向かっていたら、なんと途中で雨が止み、最高の景色に出会うことに!!

瀬戸内海が一望できて、最高の絶景~!!
■自然×現代アートの極み | 空の玉(青木野枝)
そんな絶景の場所で最後に撮るのは、僕が一番楽しみにしていた青木野枝さんの作品「空の玉 / 寒霞渓」です。


瀬戸内国際芸術祭のウェブサイトを見て、「絶対に来たい!」と思った場所が「空の玉 / 寒霞渓」なんです!
ひらけた景色の中に4mの鉄の球体の見晴台があって。
時間が経過するごとに鉄が錆色に変わっていき、新しい景色に馴染んでいく。
このストーリーがまた素敵ですよね。
📱雨で「リフレクション撮影」
ここでは、雨でできた水溜りをうまく使ってリフレクション撮影(※)をしました!

※水面やガラスなどの反射を利用してシンメトリーな世界を映す技法を、リフレクション撮影と呼びます。

感動レベルの1枚が撮れた!

小豆島の山の天気は変わりやすいのですが、雨が降っても落ち込まないで良いかも。こんな素敵な撮影ができる可能性があるってことですもんね。

フレクションを撮る時は「レンズがついている方を下にして撮る」ことに注意してね!

スマホの傾きを変えて、水面と現実世界が半分ずつになるよう意識してね!!
■撮影終了!!
無事に撮影を終え、高松港へ戻ってきました!!
写真を見る限り、めちゃ疲れてますね、僕。


旅の醍醐味の一つは、写真や動画で「思い出をカタチにする楽しみがある」ことだと思います。
それを残したり、もっと楽しむ方法として、SNSがある。

僕が行った日はたまたま晴れだったけど、曇りや雨の日、霧が出る日だって存在する。
そんな偶然の景色にも、僕は出会いたい。
そして、それをカタチにしたい。

今回は目で見える広大な景色にポツンと佇むアート、4000本もの竹の香りを五感で感じる作品から沢山インスピレーションを受けました。
瀬戸内国際芸術祭の景色を撮れるのは、旅に出かけた人だけ。
改めて行動することの大切さ、旅する楽しさを思い出すことができました。
だから僕も旅を続けます。
瀬戸内国際芸術祭、楽しかった〜!!
実央ちゃん、一日ありがとう!!

瀬戸内国際芸術祭、最高〜!!
旅、最高〜!
■瀬戸内国際芸術祭、秋会期が開催!
瀬戸内国際芸術祭は春・夏・秋の季節に分けて開催されます!
秋会期は、2022年9月29日(木)〜11月6日(日)の39日間!ちなみに今回ご紹介した作品は常設なので、秋会期中もご覧いただけます。
これを逃したら次は3年後!?
ぜひお友達と遊びに行ってみてくださいね!

詳細はこちら!
著:あああつし君
編:アオタビ編集部
※新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで、撮影時等、必要な場合のみマスクを外して撮影しました。