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今行きたい 岡山城周辺さんぽ
今行きたい 岡山城周辺さんぽ

今行きたい 岡山城周辺さんぽ

日増しに春らしくなるこの季節。
令和の大改修を終え、館内展示が一新されてさらに魅力がアップした岡山城へおでかけしてみませんか?
もうひとつの岡山観光のマスト・岡山後楽園のほか、カフェや雑貨、ランチが楽しめる周辺のおすすめスポットもご紹介します!

INDEX

2022年11月、令和の大改修が完了!生まれ変わった「岡山城」へ

豊臣秀吉の天下統一を支えた有力大名のひとり・宇喜多秀家が築城した「岡山城」。約1年半の改修工事を経て「令和の大改修」が完了し、2022年11月にリニューアルオープンしました。

岡山城
写真提供:岡山城

岡山城は、外壁が黒塗りの下見板で覆われていることから、「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。今回の改修によって塗り直しが行われ、烏城の呼び名に相応しい黒い姿がよみがえりました。

岡山城
写真提供:岡山城

館内の展示も一新。岡山市出身の歴史学者・磯田道史氏の監修のもと、岡山の歴史をわかりやすく発信しています。

岡山城
出入口のある地下1階では、岡山城の歴史や特徴、見どころを紹介している
岡山城
3階は「それぞれの関ケ原」をテーマに、岡山城ゆかりの武将たちの活躍を紹介

1階には体験型の展示やフォトスポットがたくさん。見てさわって楽しく学びながら、記念撮影も楽しみましょう。

岡山城
刀や火縄銃の重さを体感できるコーナー
岡山城
実物大の大名駕籠(かご)や戦国時代の馬に乗って記念撮影できる

5階と6階では、窓から岡山市街を一望できます。写真を撮影するなら、5階の後楽園側がおすすめ。金のしゃちほこ越しに岡山後楽園を望む景色をカメラに収めてみては?

岡山城

展示をたっぷり満喫した後は、1階のカフェで地元食材をいかした食事やスイーツを味わったり、地下1階のショップでおみやげを選んだりするのも忘れずに。

岡山城

  • 住所:岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
  • アクセス:JR各線「岡山駅」乗り換え、路面電車東山線「城下駅」下車、徒歩10分、または岡電バス「県庁前」下車、徒歩8分
  • TEL:086-225-2096(岡山城管理事務所)
  • 営業時間:9:00~17:30(最終入場17:00)
  • 定休日:12月29日~12月31日
  • 料金:入場料 大人(15歳以上)400円、小・中学生100円、未就学児無料  ※岡山後楽園との共通券は大人640円
  • URL:https://okayama-castle.jp/

日本三名園のひとつ「岡山後楽園」で、風光明媚な景色にうっとり

「岡山後楽園」は、岡山藩主・池田綱政公が、家臣の津田永忠に命じて築いた庭園。岡山城の後ろに造られた庭園という意味で、当初は「御後園(ごこうえん)」と呼ばれていましたが、1871(明治4)年に「後楽園」と改められました。

岡山後楽園
写真提供:岡山後楽園

「園内の中心にある唯心山(ゆいしんざん)は、池田綱政の子・継政の時代に造られた高さ約6mの築山。4月中旬から5月上旬には、ツツジの花で彩られます。

岡山後楽園
唯心山からの眺め 写真提供:岡山後楽園

唯心山のすぐ隣にある流店(りゅうてん)は、中央に水路を通して奇石6個を配した、全国的にも珍しい建物です。藩主の庭廻りの時に、休憩所として使われました。

岡山後楽園
流店

藩主の居間として使われた延養亭(えんようてい)は、園内外の景観が一望できる、後楽園の中心的な建物。年2回、5月と10月に内部の特別公開が行われます。

岡山後楽園
延養亭 写真提供:岡山後楽園
岡山後楽園
延養亭からの景色 写真提供:岡山後楽園

春・夏・秋の年3回行われているライトアップイベント「幻想庭園」も人気。昼間とはまた違った趣が感じられます。

岡山後楽園
2023年の「春の幻想庭園」は4月28日(金)~5月7日(日)に開催予定 写真提供:岡山後楽園

昼と夜。春夏秋冬。訪れるたびに異なる表情を見せてくれる岡山後楽園に、足を運んでみませんか?

岡山後楽園

  • 住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
  • アクセス:JR各線「岡山駅」から路面電車東山線「城下駅」下車、徒歩10分、または岡電バス「後楽園前」下車すぐ
  • TEL:086-272-1148
  • 営業時間:3月20日~9月30日7:30~18:00(最終入園17:45)、10月1日~3月19日8:00~17:00(最終入園16:45)
  • 定休日:無休
  • 料金:入園料大人410円、高校生以下無料、65歳以上140円 ※岡山城との共通券は大人640円
  • URL:https://okayama-korakuen.jp/

岡山城を望む絶好ロケーション!「Café & Restaurant & Boating 碧水園」

岡山城や岡山後楽園を散策した後は、岡山後楽園に隣接したカフェ「Café & Restaurant & Boating 碧水園」でひとやすみ。

Café & Restaurant & Boating 碧水園

碧水園は、かつて岡山後楽園と岡山城を往来した渡船の船着き場だった場所。建物には解体された船の材料が使われています。

Café & Restaurant & Boating 碧水園

目の前に岡山城を望む窓際のカウンター席で、岡山名物・きびだんごを。注文してから揚げてくれるので、アツアツを味わえます。外はカリッと、中はもっちりの食感がクセになりそう。

Café & Restaurant & Boating 碧水園
揚げたてきびだんご(手前から醤油・きなこ・抹茶)1本250円、3本600円

「烏城」にちなんだ黒いパフェの上にも、揚げたてきびだんご(プレーン)をトッピング。黒ゴマアイスやあんことの相性も抜群です。

Café & Restaurant & Boating 碧水園
烏城パフェ800円

お腹を満たした後は、隣接するボート乗り場で手漕ぎボートや足漕ぎボートを体験してみては? 川から間近に見る岡山城は迫力満点です。

Café & Restaurant & Boating 碧水園

ボートにはカフェのフードやドリンクの持ち込みもOK。流れが穏やかな旭川を、のんびりおさんぽする気分で楽しみましょう。

Café & Restaurant & Boating 碧水園

  • 住所:岡山県岡山市北区後楽園1-6
  • アクセス:JR各線「岡山駅」から路面電車東山線「城下駅」下車、徒歩8分、または岡電バス「後楽園前」下車、徒歩6分
  • TEL:086-272-1605
  • 営業時間:レストラン11:00~17:00、カフェ&ボート9:00~17:00
  • 定休日:不定休 ※悪天候等による臨時休業あり
  • 料金:スワンボート1,800円、手漕ぎボート800円、桃ボート1,600円
  • URL:https://www.hekisuien.jp/

ゆったりとした時間が流れる「CoMA COFFEE STORE」でのんびり

観光地の賑わいから少し離れて、静かにカフェタイムを過ごすなら、「CoMA COFFEE STORE」へ。城下駅からすぐのビル2階にある、カウンター4席だけの小さなお店です。

CoMA COFFEE STORE

岡山出身の長岡浩範さんが、コーヒー店での修業を経て2005年にお店をオープン。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れてくれるコーヒーや、お店で手作りするスイーツが好評です。

CoMA COFFEE STORE

「ハニーナッツのレアチーズ」は、甘さ控えめのレアチーズケーキに、ナッツのハチミツ漬けをトッピングし、さらにハチミツをたっぷりとかけた一品。コーヒーと相性抜群です。

CoMA COFFEE STORE
ハニーナッツのレアチーズ450円、白いコーヒー牛乳(練乳とバニラ)600円

白いコーヒー牛乳には練乳とバニラ、黒いコーヒー牛乳には黒糖とシナモンが入っています。練乳や黒糖シロップも、すべてお店で手作りしています。

CoMA COFFEE STORE

城下交差点を行き交う路面電車や車を眺めながらコーヒーを味わっていると、時間がたつのを忘れてしまいそう。窓から見える櫂(かい)の木は、春は新緑、秋は紅葉と、四季折々の表情が楽しめます。

CoMA COFFEE STORE

スイーツやドリンクに使用しているハチミツや、お店で使っている食器は、店内で販売しているので、気に入ったものは購入することもできますよ。

CoMA COFFEE STORE

  • 住所:岡山県岡山市北区丸の内1-1-9 栗山ビル2F
  • アクセス:JR各線「岡山駅」から路面電車東山線「城下駅」下車、徒歩1分
  • TEL:非公開
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:月曜
  • URL:https://www.instagram.com/coma_coffee/

暮らしの道具や食料品がずらり!雑貨店「日日」で宝探し気分

オランダ通り沿いのビル1階に、2017年にオープンした「日日(にちにち)」は、質の良い暮らしの道具や食料品を取り扱うショップです。

日日(にちにち)

こぢんまりとした店内には、国内外からセレクトしたシンプルで機能的な日用品や良質な食料品が、所狭しと並んでいます。

日日(にちにち)

毎日の暮らしの中で長く使い続けられるもの、価格に見合う価値があるもの、という視点で選び抜かれた商品は、どれも実際に手に取って使ってみたくなるものばかり。

日日(にちにち)

引っ越し祝いなどのプレゼントや、ちょっとした手みやげなどを探しに来る人も多いのだとか。贈る相手やシーン、予算といった希望を伝えると、スタッフの方が相談に乗ってくれます。

日日(にちにち)
日日(にちにち)

「この道具はこんなふうに使っていますよ」など、スタッフの方にも使い心地を聞きながら、一つひとつ手に取って吟味できるのは、ネットショップにはないリアル店舗ならではの魅力。お客さんの要望から取り扱うようになった商品が、定番化することもよくあるそうです。

日日(にちにち)

お気に入りとの出合いを求めて、宝探しをするような気分で訪れてみませんか?

日日

  • 住所:岡山県岡山市北区表町1-6-57
  • アクセス:JR各線「岡山駅」から路面電車東山線「城下駅」下車、徒歩2分
  • TEL:086-226-1178
  • 営業時間:11:00~18:30、土・日曜11:00~19:00
  • 定休日:火曜
  • URL:https://www.instagram.com/nichinichi.shop/

「いらっしゃい亭」で2色ソースが美しいオムライスを

岡山城周辺エリアからひと足のばして、岡山駅西側の奉還町へ。「いらっしゃい亭」は、パリの路地裏に佇むビストロのような、温かい雰囲気の洋食店です。

いらっしゃい亭

シェフの佐々木義則さんは、帝国ホテルの初代総料理長村上信夫のもとでフランス料理をベースとした日本の洋食の真髄を学び、その後も多くのホテルで腕を磨いたのちに、2003年に自身のお店をオープン。2010年に現在の場所に移転しました。

いらっしゃい亭

看板メニューは、デミグラスとトマトの2色のソースが目を引くオムライス。合い挽き肉と玉ねぎをたっぷりと使った濃厚なケチャップライスの上に、分厚いオムレツがどっしりとのっています。

いらっしゃい亭
オムライス(サラダ付き)1,000円

卵の厚みがあるほうがトロトロの食感が味わえるため、オムレツは開かずそのまま食べるのがおすすめです。

いらっしゃい亭

2~3週間かけて仕込むデミグラスソースなど、手間を惜しまず一つひとつ丁寧に作る料理はどれも絶品。ハンバーグやハヤシライスも人気です。

いらっしゃい亭

  • 住所:岡山県岡山市北区奉還町1-10-7
  • アクセス:JR各線「岡山駅」から徒歩5分
  • TEL:086-252-5055
  • 営業時間:11:30~14:00(LO 13:30)
  • 定休日:木曜

いかがでしたか? 春の岡山観光を目いっぱい楽しんでください。

掲載情報は2023年3月20日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
徒歩での所要時間は80m=1分での概測です。
乗り物の所要時間は、土休日ダイヤの最速時間です。乗り換え時間・待ち時間は含みません。時間帯、交通事情、利用する駅またはバス停により異なります。
船の所要時間は、時間帯、交通事情、利用する港により異なります。
料金は税込表記を基本としています。

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