~秘められた京の美をたずねて~非公開文化財特別公開
2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地。
彼らが生きた時代にスポットをあて、「京の冬の旅」初公開の文化財など15ヶ所で、
普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が
期間限定で特別公開されます。
公開期間
2026年1月9日(金)~3月18日(水)
※一部公開期間・時間などが異なります。予約制の箇所もありますのでご注意ください。
-
光清寺
~重森三玲の庭と出水七不思議「浮かれ猫」の絵馬~
寛文9年(1669)、伏見宮貞致親王により創建。平安時代の聖観世音菩薩立像を安置する本堂の前には、昭和の名作庭家・重森三玲作庭の「心和の庭」が広がる。白砂に苔と石で、光清寺の山号「心和山」にちなんだ「心」の字を表した枯山水で、他に類を見ない創作庭園。庫裏前には重森三玲晩年の作の「心月庭」も残る。また猫が絵から抜け出たという伝説があり、「出水の七不思議」の一つに数えられた江戸時代の絵馬「浮かれ猫図」も拝観できる。
-
東寺 五重塔
~京都の象徴 日本一高い国宝・五重塔~
世界遺産に登録された真言宗総本山で、正式名称は「教王護国寺」。平安京造営時に創建され、のちに弘法大師空海に下賜された。江戸時代再建の五重塔(国宝)は、高さ約55mで木造の古塔としては日本一高い。特別公開の初層内部は極彩色の文様で彩られ、大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四仏が安置されている。また薬師三尊像を祀る金堂(国宝)、21体の仏像が立体曼荼羅を形成する講堂(重文)も拝観できる。
-
高台寺
~秀吉公と北政所ねねの寺 再建客殿の襖絵を先行公開!~
豊臣秀吉の菩提を弔うため北政所ねねが建立した寺。伝小堀遠州作の庭園(史跡・名勝)や、「霊屋」(重文)の華麗な装飾「高台寺蒔絵」など、桃山文化を伝える建築や寺宝が数多く残る。2026年夏頃、237年ぶりに客殿(小方丈)が悲願の再建となるが、「京の冬の旅」期間中、この客殿の襖絵を本堂にて先行公開。再建にあたり日本画家・志村正画伯が描いた「春の草花図(牡丹)」など、絢爛豪華な桃山絵画を思わせる金箔襖である。秀吉愛用の「鳥獣文様陣羽織」(複製)など特別展示も行われる。
-
豊国神社 書院・宝物館


~骨まで砕く伝説の名刀
「 骨喰藤四郎」を伝える神社~秀吉を祀る神社で、「豊国祭礼図屏風」(重文)や「獏御枕」、秀吉の歯と伝わるものなど多くの社宝が伝わる。さらに今冬、京都国立博物館へ寄託されている「薙刀直シ刀 無銘吉光(名物骨喰藤四郎)」(重文)が里帰り!「斬る真似だけで骨まで砕く」という伝説をもち、源頼朝、足利家、豊臣秀吉、徳川家などが所持した名刀である【~2月3日(火)まで展示、以降は写し(再現刀)の展示】。また皇室歴代の位牌や念持仏を祀った恭明宮の遺構である「書院」も特別公開され、秀吉の羽織「黄紗綾地菊桐紋付胴服」(重文)が展示される。
-
東本願寺 諸殿・鐘楼


~近世京都画壇の宝庫「お東さん」の非公開建築~
真宗大谷派の本山で正式名称は「真宗本廟」。通常非公開の「諸殿」のなかから、2023年に重要文化財に指定された大寝殿・宮御殿を僧侶のご案内で特別参拝できる。大寝殿は公式行事や儀式に使用される諸殿の中心で、床の間の壁や襖絵には京都画壇を代表する日本画家・竹内栖鳳の「風竹野雀図」「歓喜図」「古柳眠鷺図」が描かれている。大宮御所を移築した宮御殿は、宮中の四季行事が描かれた大和絵の襖絵や風情ある池泉式庭園がみどころ。また修復後初めて、鐘楼(重文)も参拝できる。
-
西本願寺 飛雲閣(外観)

~「京の三名閣」の一つに数えられる非対称建築の美~
世界遺産・西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山で正しくは「龍谷山本願寺」。数多い国宝・重要文化財の建造物のなかでも、飛雲閣(国宝)は、鹿苑寺「金閣」と慈照寺「銀閣」と共に「京の三名閣(三閣)」に数えられる名建築である。不規則な中にも巧みに調和が保たれた非対称の姿形や、全体的に柱が細く障子が多いため空に浮かぶ雲のようだということから名づけられた。周囲に広がる約4900㎡の庭園「滴翠園」(名勝)には、田舎家風の外観の茶室「澆花亭」や四阿「胡蝶亭」などが建つ。
※一部公開期間・時間などが異なります。予約制の箇所もありますのでご注意ください。
個人での拝観は予約不要です。
-
但し以下の2箇所はWEBからの予約制です。

-
僧侶がご案内する特別参拝「西本願寺 書院・飛雲閣(外観)
」
僧侶がご案内する特別参拝「東本願寺 諸殿・鐘楼
」
-
団体(15名以上)での拝観は、混雑緩和のため予約をお願いいたします。
京都観光Naviホームページ「京の冬の旅」内「団体予約について」欄をご覧ください。
事前予約プラン
少人数だから楽しめる特別な旅
京都ならではの奥深い体験プランをご紹介。
京の冬の旅 キャンペーンポスター出演者と楽しむ「特別プラン」
千家十職 塗師 中村宗哲 ×
陶芸家 諏訪蘇山
-
〈寛永行幸四百年祭記念〉
『萬亀楼』で堪能! 式庖丁と京懐石
有職料理萬亀楼11代目若主人 小西雄大氏 - 開催日
- 2026年2月15日(日)・23日(月祝)
- 時間
- 11:45~14:00頃
- 場所
- 有職料理 萬亀楼
- 料金
- 22,000円
- お問い合わせ
- 詳しくはこちら
※12/2以降、情報公開。
-
通常非公開のメインホールに潜入!
国立京都国際会館の
建築謎解きツアー
国立京都国際会館 メインホール - 開催日
- 2026年1月~3月の限定日(予定)
- 時間
- 14:00~16:00頃
- 場所
- 国立京都国際会館
- 料金
- おとな(中学生以上) 5‚000円
こども(小学生以下) 2‚000円 - お問い合わせ
- 詳しくはこちら
※12/2以降、情報公開。
-
季節限定!
佐々木酒造酒仕込み早朝見学
佐々木酒造
佐々木酒造 - 開催日
- 2026年3月までの限定日
- 時間
- 7:10~8:40
- 場所
- 佐々木酒造
- 料金
- 7,150円
- お問い合わせ
- 詳しくはこちら
-
開運!財運!秀吉公ゆかり 出水の毘沙門さま
華光寺 夜間特別祈祷と御守作り体験
華光寺
華光寺
華光寺 - 開催日
- 2026年1月~3月の限定日
- 時間
- 18:00~19:00
- 場所
- 華光寺
- 料金
- 4,000円
- お問い合わせ
- 詳しくはこちら
他にも多彩なプラン
をご用意!
プランによって予約方法・お問い合わせ先が異なります。
プラン内容の詳細については、京都観光Naviホームページ「京の冬の旅 京都『千年の心得』」をご確認ください。
キャンペーンイベント
京の冬の旅キャンペーン期間中のおすすめイベントや特別企画を紹介。
その他のイベントや最新情報は、
京都観光Navi 京の冬の旅のホームページ
にて随時更新中。
京都 日本画新展2026
今年で18回目を迎える「京都 日本画新展」。京都とかかわりの深い若手作家の作品を一堂に展覧します。会期中は、出品者によるギャラリートークも開催。創造性にあふれた日本画作品の数々をぜひご覧ください。
- 開催日
- 2026年2月6日(金)~15日(日)
- 時間
- 10:00~19:30(最終日は17:00閉館)
- 料金
- 無料
- 場所
- 美術館「えき」KYOTO
(JR京都駅直結・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) - お問い合わせ
- 「京都 日本画新展」事務局(京都新聞COM営業局内)
TEL:075-255-9757(平日10:00~17:00)
まなぶんかin京都駅ビル
×KYOTO Sustainable Network
伝統文化のスペシャリストに学ぼう!キッズワークショップ
華道、陶芸、日本料理、能楽、京友禅など、京都が誇る伝統文化を継承するスペシャリストたちが一堂に会し、未来を担う子供たちに向けたワークショップを開催します。この貴重な機会に本物の体験をしてみませんか。
- 開催日
- 2026年1月10日(土)
- 時間
- 13:00~/14:00~/15:00~
- 料金
- 小学生1,000円(保護者付添・事前申込要)
- 場所
- 京都駅ビル 西口広場 (JR京都駅西口改札すぐ)
- お問い合わせ
- 京都いつでもコール
TEL:075-661-3755(8:00~21:00・年中無休)
冬の京都をアプリで楽しく巡ろう!
集めたスタンプに応じて、素敵な賞品のプレゼント!
詳細は、WESTERポータルのキャンペーン一覧をチェック!
京都の観光に便利な情報
-
写真は全てイメージです。
-
記載の内容(料金を含む)は、2025年10月現在のものであり、変更となる場合があります。