観光列車花嫁のれんは令和6年能登半島地震のため運転を見合わせておりましたが、3月7日(金)より、貸切ツアーなどの団体専用臨時列車として運転を再開いたします。「観光列車「花嫁のれん」運転再開のお知らせ」


車内では、伝統工芸品の展示のほか、北陸ならではの食の提供やパフォーマンスでおもてなしします。
能登は「恋路海岸」や「夫婦岩」と
称される機具岩(はたごいわ)のように
女性の幸せを願うものや、
パワースポットとして有名な「聖域の岬」などがある
「幸」に満ちた土地です。
運行情報 Operation information
運行区間

金沢~和倉温泉
専用旅行商品
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出発日旅行会社名 商品名
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2025.3.6株式会社日本旅行 花嫁のれん内で「和軽食セット」をご賞味 「出張輪島朝市」を特別開催 2日間 パンフレット
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2025.3.7株式会社日本旅行 営業再開した和倉温泉「のと楽」でランチと花嫁のれん内で「スイーツセット」をご賞味 2日間 パンフレット
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2025.3.8㈱JR東日本びゅうツーリズム&セールス 団体臨時列車「つながる北陸~開業10周年・1周年~」号で行く特別企画・観光列車「花嫁のれん」貸切乗車!/「今行ける能登」へ!七尾湾を望む露天風呂が自慢の和倉温泉「のと楽」に宿泊 2日間 詳細はこちら
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2025.3.8㈱JR東日本びゅうツーリズム&セールス 団体臨時列車「つながる北陸~開業10周年・1周年~」号で行く特別企画!観光列車「花嫁のれん」貸切乗車!能登の玄関口「千里浜」と金沢散策2日間 詳細はこちら
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2025.4.5㈱JR東日本びゅうツーリズム&セールス 週末に楽しむ列車旅!北陸を走る3つの列車「花嫁のれん」「ベル・モンターニュ・エ・メール」「のと鉄道 語り部列車」2日間 詳細はこちら
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2025.4.5
2025.6.21
2025.9.6㈱JR東日本びゅうツーリズム&セールス 観光列車「花嫁のれん」貸切乗車と金沢フリータイム 2日間 詳細はこちら -
2025.4.18
2025.5.16
2025.5.30
2025.6.6
2025.7.11
2025.7.25
2025.8.22
2025.9.19クラブツーリズム株式会社 <首都圏発>『「花嫁のれん」「ベル・モンターニュ・エ・メール」「のと里山里海号」3つの観光列車でつなぐ北陸鉄道旅 3日間』<ご夫婦限定> 詳細はこちら -
2025.4.18
2025.5.16
2025.5.30
2025.6.6
2025.7.11
2025.7.25
2025.8.1
2025.8.22
2025.9.19クラブツーリズム株式会社 <首都圏発>『1名1室同旅行代金/福井・石川・富山 北陸3県のローカル線から観光列車まで!5つの列車でつなぐ北陸鉄道旅 3日間』 詳細はこちら -
2025.5.24
2025.6.14
2025.6.28
2025.8.30
2025.9.13
2025.9.27クラブツーリズム株式会社 <関西発>3つの観光列車でめぐる北陸路と伝統を味わう美食旅2日間※土曜日出発限定・1名1室でも同旅行代金 詳細はこちら -
2025.6.21㈱JR東日本びゅうツーリズム&セールス 週末に楽しむ列車旅!北陸を走る3つの列車「花嫁のれん」「ベル・モンターニュ・エ・メール」「のと鉄道 震災語り部観光列車」 2日間 詳細はこちら
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2025.7.19クラブツーリズム株式会社 <首都圏発>全出発日催行決定!トイレ付バス利用・「花嫁のれん」貸切運行・「一万三千尺物語」2つの観光列車で愉しむ美食旅3日間<四季の華> 詳細はこちら
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2025.7.19
2025.8.9クラブツーリズム株式会社 <首都圏発>『全出発日催行決定!金沢市内バス1日券付・アクセスの良い駅直結「ホテル日航金沢」高層階客室 「花嫁のれん」貸切運行 能登と金沢を満喫する2日間』<四季の華> 詳細はこちら -
2025.7.19
2025.8.9クラブツーリズム株式会社 <首都圏発>「花嫁のれん」貸切運行と一万三千尺物語の会席料理3日間<四季の華> 詳細はこちら
※商品内容やお申込み方法、旅行代金などの詳細については、各旅行会社のホームページでご確認ください。
車両紹介 Vehicles
「和と美のおもてなし」をコンセプトに、外観のデザインは北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージ。
1号車は8つの半個室があり、ゆったりとくつろぎの旅を楽しめる空間としました。通路は日本庭園の飛び石をイメージした絨毯を敷き、各部屋はそれぞれ友禅のオールドコレクションをあしらった空間としています。
2号車は、通路は流水のイメージ、いすは紅色の生地と背面の木の格子が特徴的なオリジナル回転いすとしました。
内装は、伝統的によく使用される輪島塗の図柄を表現しています。
「花嫁のれん」は、車両全体で北陸の和と美を感じ、満喫できる列車となっています。
車両イメージ




「加賀水引」や「輪島塗」、「加賀手まり」など加賀百万石の伝統文化が生み出した豊富な石川の工芸品の数々の中から厳選した逸品をご覧いただけます。

400年の歴史を誇り、国内シェア99%を占める金沢の金箔。1号車エントランス客室側壁面、伝統工芸展示棚壁面は、金沢の代表的な金箔メーカーである「箔一」の施工により金沢金箔の装飾が施されています。
1号車 個性豊かな8つの半個室

日本人にとって最も親しみのある花の「桜」と、忍耐があり生命力の象徴である「梅」。「和と美のおもてなし」を表現する「花嫁のれん」の象徴的な部屋として、春を感じられる空間をご用意しました。

清楚で可憐なイメージの「撫子」は、鎌倉時代より調度や衣服にも使われ、秋の七草にも数えられる伝統的な柄です。吉祥文様の笹も描かれており、めでたく、可愛らしさを感じられる空間としました。

先に広がった形から、将来の展望が広がる「末広がり」を表現する「扇」は吉祥文様のひとつです。さまざまな個性の絵柄を描き、この部屋を訪れる人々の「家紋繁栄」や「商売繁盛」を願う空間としました。

「鉄線」は、蔓が鉄のように硬く強いことから、結びつきの縁起物として花嫁衣装などに使用されてきました。列車の旅で、人と人の結びつきをさらに強くし、心の中に鮮やかな花が咲く空間演出としました。

「菊」は「不老不死」「延命長寿」の象徴とされ、吉祥文様のひとつです。縁起が良く、高貴な花と言われています。「菊の間」はゆったりと、気品溢れる優雅な気分が味わえる、そんな空間としました。

吉祥文様の「笹」は「威勢がよい」「節度がよい」「清浄である」「不変である」とされ縁起物のひとつです。「梅」も同時に描かれ、再々縁起の良い旅を送ってほしいという願いが込められた空間です。

紅葉が川に流れていく様を意匠化した竜田川文様は、豊かな四季がある日本ならではの美しい情景のひとつです。さまざまな草木が見事に配置され、錦のような美しさで旅の思い出を美しく彩ります。

流水に菊の花びらの組み合わせを「菊水文様」と言います。「不老不死」「延命長寿」「無病息災」「邪気払い」の縁起物として親しまれてきました。旅が安全に進むようにと願いを込めた空間です。
座席表


車内のたのしみ Enjoyment
お食事
観光列車「花嫁のれん」の車窓から能登の里山里海の景色をお楽しみいただきながら、石川ならではの美味しい食事をご堪能いただけます。
和軽食セット

※イメージ
スイーツセット

※イメージ
- 食事画像はイメージです。季節により内容は異なる場合がございます。
- 秋冬メニューの食物アレルギーに関する情報はこちら(PDF形式 213KB)
加賀屋監修の和装アテンダントによるおもてなし

加賀屋監修の和装アテンダントが、軽食の提供や車内販売などを通じて、お客様に快適な旅を提供いたします。
車内販売

1号車車内販売スペースにて、沿線にゆかりのあるソフトドリンク、アルコール、お菓子、珍味、伝統工芸品、オリジナルグッズなどを販売しております。
※仕入状況などにより、メニューに変更がある場合がございます。
車内イベント
車内イベントは開催日が決まりましたらお知らせいたします。
コンセプト Concept
コンセプト動画
「花嫁のれん」とは、花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈る伝統文化です。ご乗車のお客様の幸せを願う思いから、この列車を観光列車「花嫁のれん」と名付けました。能登は「恋路海岸」や「夫婦岩」と称される機具岩(はたごいわ)のように女性の幸せを願うものや、パワースポットとして有名な「聖域の岬」などがある「幸」に満ちた土地です。
この観光列車「花嫁のれん」を通して、能登の魅力である「幸」を全国・海外に向けて発信いたします。
LOGO CONCEPT

ロゴマークは石川の伝統工芸である加賀水引をモチーフに、花嫁のれんをくぐる神聖で幸せな気持ちを表現し、「女性の幸せを願う列車」であることを表しています。
水引の淡路結びには、簡単に解けないことから末永いお付き合いという意味があり、互いの輪が結び合い全体に和をなす形に、北陸への旅が和やかで楽しいものとなるよう願いを込めています。
すべての文字が切れずにつながる「花嫁のれん」の文字は、人と人、心と心を結ぶ列車であることを表現しています。
沿線の主要な観光地

嫁入り時に、のれんを仏間にかけてくぐる加賀藩独自の風習「花嫁のれん」を今に伝える資料館。明治から平成までの花嫁のれん約10種類を展示しているほか、七尾仏壇、建具には田鶴浜建具を置き、花嫁のれんをかけて、仏間を再現した空間が見学できる白無垢または打掛を着て実際に花嫁のれんをくぐる体験が人気。

能登にゆかりのある作品を中心に収集展示する美術館。七尾市出身の画家・長谷川など伯の作品を大型ハイビジョンで鑑賞できるコーナーや、講演会やコンサートが可能な240席のアートホール、市民ギャラリーなどを備える。

七尾の市街地からほど近い小高い丘に16の寺院が集まる地域があり、約400年前に前田利家が七尾城を防御するために配置したものとされる。寺院を結ぶ道は静かで趣があり、「瞑想の道」と呼ばれ、散策路として親しまれている。夏は目に眩しい新緑が、秋は各寺院を彩る紅葉が楽しめる。秋には「山の寺の日」が開催される。

日本海の新鮮な魚介類が揃う「能登生鮮市場」、能登の海の幸や山の幸を堪能できる「能登グルメ館」、能登の銘産品、工芸品などを販売する「里山里海百貨店里乃蔵」などがある。浜焼きコーナーも人気。

能登半島の七尾湾に面して豪華な宿が建ちならぶ和倉温泉。開湯は約1200年前、傷ついた白鷺が波間で沐浴している様子を見て、海底から温泉が湧き出しているのを発見したといわれる。七尾湾を一望する「湯っ足りパーク(妻恋舟の湯)」は、無料で足湯を楽しめる人気スポット。料理に力を入れる宿が多く、七尾湾の海の幸を思う存分に味わえるのも魅力。
能登観光に便利なアクセス
お知らせ News
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2025.1.6
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2023.12.22
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2023.8.29お食事「秋冬メニュー」を掲載しました。
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2023.7.21
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2023.6.6お食事「夏メニュー」を掲載しました。
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2023.1.261月27日(金)~3月24日(金)は法令で定められた車両検査を実施するため運転しません。
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2023.1.6車内販売メニューを更新しました。
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2022.12.23