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親子で学びの冒険へ!旅育やってみよう!

イベントレポート 親子で取り組む旅育ワークショップを京都鉄道博物館で開催しました。

子どもの探究心を育み親子の絆を深め、列車旅博士を目指す!

イベント概要:
2024年12月1日(日)、JR西日本が京都鉄道博物館を舞台に親子参加型の旅育ワークショップを開催。旅行ジャーナリストの村田和子さんが進行役を務め、旅先の魅力を探して親子で旅のプランを考えたりクイズに答えたり、さまざまなプログラムにチャレンジしました。

トピックス チームでNo.1の旅先を探しクイズに挑戦

このワークショップでは旅先を北陸・近畿・中国の各エリアに分け、チームごとに協力しながら進めていきます。まずは自己紹介からスタート。ボードを使って自分のプロフィールを作成し、チームの仲間に発表しました。

そして最初のミッションは、旅先のNO.1探し!事前に家で考えてきた各エリアの魅力を一人一つずつ発表し、その後はみんなで意見を出し合います。立山黒部アルペンルートや恐竜博物館、神戸牛、奈良の鹿、出雲大社、呉の潜水艦…お父さんお母さんがホワイトボードに書く手が追いつかなくなるほど、子どもたちから次々と案が出てきました。

歴史やグルメ、乗り物など、さまざまな角度からその土地の魅力が浮かび上がってきます。全部で20個以上の旅先を挙げるのが目標でしたが、40個以上書いたチームも!

次は列車旅博士に向けて知識を深めるクイズタイム。列車旅博士の神谷直宏さんが登場し、クイズの出題と解説を行いました。

「京都駅〜神戸駅の大人の運賃は1110円。子どもの運賃は?」「JR西日本が運行するエリアに世界遺産はいくつ?」など、列車や旅に関する全5問のクイズが出ました。子どもたちは画用紙に書いた答えを、張り切って掲げていました。

最後の地球温暖化に関する難しいクイズはチーム戦。真剣な顔で相談し、正解したチームからは歓声が聞こえました。

トピックス 親子で意見を出し合い旅のプランを作成

新幹線のメロディが流れ、乗車した気分で第二部がスタート。ここでは親子で旅の計画を立てました。まずは親と子がそれぞれ、旅先でやってみたいことや行ってみたい場所、食べてみたいものを思いつく限り書き出します。

そしてお互いのリストを見比べて、共通しているワードを探しました。それを参考に親子で話し合い、旅のテーマと目的地を決定。「ここに行きたい!」と積極的に意見を出す子どもたちの姿が印象的でした。

最寄り駅からのルートは、JR西日本のWESTERアプリを活用して調べます。最後にボードを作成し、グループ内で発表しました。

「富山でドラえもんと遊ぶ」や「近畿の遠い所へ行く」、「天橋立と城崎温泉をめぐるグルメ旅」、「鳥取でアニメの聖地めぐり」など、完成した旅のテーマはどれも個性豊か。

「子どもの意外な興味や関心を知ることができました」と笑顔で話すお母さんの姿も見られました。

旅育ワークショップで利用した旅育ノートの一部

トピックス 京都鉄道博物館を見学!
学芸員のガイドで非公開車両の内部へ

ワークショップ終了後は、京都鉄道博物館の学芸員による特別ガイドツアーを実施。車両が展示してある館内を巡りながら、鉄道の歴史やその仕組みを解説してもらいました。

「これはまだ動くの?」「走ったら速さはどれくらい?」など、電車好きの子どもたちが前のめりに質問していました。

そしてこのツアーの目玉は、普段公開していない車両を特別に見学できること。昭和25年(1950)に製造された日本初の長大編成電車や雷鳥・しらさぎとして北陸を中心に活躍した車両など貴重な電車の内部に入り、実際にシートに座ることもできました。

これには子どもだけでなく親も興味津々!「なんだか懐かしい」とつぶやく声も。親も子もそれぞれ満喫している様子が伝わってきました。

旅育ワークショップの
おすすめポイント

1. 子どもが自ら考え行動する時間を大切に

2. 子どもが「できた」を実感、成功体験を後押し

3. 初めて会うお友達と交流・協力し、多様性を体感

4. 多くの大人と接することで社会を知り、
 興味や探究心につながる

5. 旅を親子で計画する過程を通じて、
 子どもの自主性を育む

参加者の声

「今までは子供の行きたい場所を決めて親が交通手段を決めることが多かったです。今回初めて、子供に京都鉄道博物館へのルートを調べてもらったり、行きたい観光場所をガイドブックで探すことで子供自身も自信につながったように思います。」

「せっかく時間をかけて一生懸命調べた旅行プランなので、是非家族で実現したいと思います。また、今回、初対面のさまざまな学年の子達と交流することで、親子共にとても刺激を受けました。このような場に参加できてとても良い体験となりました。」

「お子さんとのワークを通して協調しながら進めていたので、気遣いができるようになっていて成長を感じられた。子供は自分が企画した旅に実際行ってみたいと言っていました。」

「村田先生のお話の中で、色々な事を気付かせて貰えました。分かっていても実践出来ていない事などもあり、今後の子育てに活かしていけたらと思いました。」

旅育を体験した皆さまから、たくさんの素敵な声が寄せられました。

まとめ

子どもたちが自主的に考えて取り組み、旅行や鉄道、地域に対する興味が広がっていく姿が印象的でした。お父さんお母さんにとっても、子どもの新たな一面を発見したひとときになったようです。今後家族旅行の計画を練る時には、子どもたちが頼れる存在になるかもしれません。

講師:村田和子プロフィール

旅行ジャーナリスト・旅育コンサルタントとして活動。
旅育メソッド®提唱者。旅で「人・地域・社会」が元気になるをモットーに活動。多数のメディアへ寄稿・出演のほか、講演やコンサルも実施。
著書に『旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ』(日本実業出版)。
公式HP:トラベル ナレッジ

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